変化の割合 003

変化の割合 003 ★☆☆

下の表で、y は x の1次関数です。x の値が -2 から 2 まで増加するときの変化の割合を求めなさい。

x と y の値x が -2、-1、0、1、2 のとき、y は 5、3、1、-1、-3。x-2-1012y531-1-3

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

x の増加量と y の増加量x が -2 から 2 まで 4 増えるとき、y は 5 から -3 に変わる。変化の割合は「?」。x-2-1012y531-1-3+4?

表の x=0 のときの y から b が、x が 1 増えたときの y の変わり方から a がわかるね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=0 のとき y=1 だから、y=ax+b の b は 1。

x=1 のとき y=-1 を y=ax+1 に代入すると、

-1=a×1+1

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

b=1

a=-1-1=-2

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-2、b=1 を y=ax+b に戻すと、

y=-2x+1

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

式ができたので、x=-2 から x=2 までの変化の割合を計算する。

x=-2 のとき y=5、x=2 のとき y=-3。

(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)だから、

-3-52-(-2)=-84=-2

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの1つ目の組、x=0、y=1 を y=-2x+1 に入れると、y=-2×0+1=1。合っている。

はじめの2つ目の組、x=1、y=-1 を y=-2x+1 に入れると、y=-2×1+1=-1。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

表を横に見ると、x が 1 増えるごとに y は 2 ずつへっている。変化の割合 -2 は、この「x が 1 増えるときの y の増え方」と同じになる。

✏ 答案に書く

x の値が -2 から 2 まで増加するときの変化の割合は -2 である。

答え -2

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。
  2. 入れるx=0 のとき y=1 だから、y=ax+b の b は 1。
    x=1 のとき y=-1 を y=ax+1 に代入すると、
    -1=a×1+1
  3. 求めるb=1
    a=-1-1=-2
  4. 式にするa=-2、b=1 を y=ax+b に戻すと、
    y=-2x+1
  5. 使う式ができたので、x=-2 から x=2 までの変化の割合を計算する。
    x=-2 のとき y=5、x=2 のとき y=-3。
    (変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)だから、
    -3-52-(-2)=-84=-2
  6. 確かめるはじめの1つ目の組、x=0、y=1 を y=-2x+1 に入れると、y=-2×0+1=1。合っている。
    はじめの2つ目の組、x=1、y=-1 を y=-2x+1 に入れると、y=-2×1+1=-1。合っている。
    x の値が -2 から 2 まで増加するときの変化の割合は -2 である。
    答え -2

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。表を見ても、x が 1 増えるごとに y はいつも同じだけ(2 ずつ)へっている。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:y の増加量=5-(-3)=8 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?ひき算を「まえ-あと」の順でしてしまう。

どう確かめる?増加量は「あと-まえ」。y の増加量は -3-5=-8 で、y はへっている。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:変化の割合=-8 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?y の増加量を、そのまま変化の割合にしてしまう。

どう確かめる?x は -2 から 2 まで 4 増えている。-84=-2。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:変化の割合=4÷(-8)=-1/2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?わる順番を逆にしてしまう。

どう確かめる?(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)=-84=-2。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。