変化の割合 004
y は x の1次関数で、変化の割合は 23 です。また、x=3 のとき y=-1 です。x=9 のときの y の値を、変化の割合を使って求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。
x が 6 増えると、y はいくつ増えるかな? 変化の割合 2/3 は、x が 1 増えるときの y の増加量だね。
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:x が1増えるごとに、y はいつも同じだけ変わっているかな? 変わる量が一定(0 ではない同じ量)なら1次関数だよ。
- ヒント2/3:x=0 のときの y(はじめの量)が 0 でなければ、y=ax+b の b がある形だよ。
✏ 答案に書く
x と y は、問題文のとおりとする。
y は x の1次関数であるから、y=
解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
変化の割合が 23 だから、a=2/3。y=
-1=
4. 求める
おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。
✏ 答案に書く
-1=
b=
5. 式にする
求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。
✏ 答案に書く
a=2/3、b=-3 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
x が 3 から 9 まで 6 増えるので、y の増加量は 23×6=
x=9 のときの y は、x=3 のときの y に 4 をたして、-1+
式に x=9 を代入しても、同じになる。
y=
y=
7. 確かめる
はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
はじめの組、x=3、y=-1 を y=
✏ 答案に書く
x=9 のとき、y=3 である。
答え y=3
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくx と y は、問題文のとおりとする。
y は x の1次関数であるから、y=ax+ とおく(問題文)。b - 入れる変化の割合が 23 だから、a=2/3。y=
23x+ に x=3、y=-1 を代入すると、b
-1=23×3+ b - 求める-1=
2+ b
b=-1- 2= -3 - 式にするa=2/3、b=-3 を y=
ax+ に戻すと、b
y=23x- 3 - 使うx が 3 から 9 まで 6 増えるので、y の増加量は 23×6=
4 。
x=9 のときの y は、x=3 のときの y に 4 をたして、-1+4= 。3
式に x=9 を代入しても、同じになる。
y=23x- に x=9 を代入すると、3
y=23×9- 3= 3 - 確かめるはじめの組、x=3、y=-1 を y=
23x- に入れると、y=3 23×3- 。合っている。3= -1
x=9 のとき、y=3 である。
答え y=3
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。1次関数では変化の割合がいつも同じなので、x の増加量から y の増加量がわかる。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」
Aさんはこう書きました:y=-1+6=5 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?x の増加量と y の増加量を、同じだと思ってしまう。
どう確かめる?y の増加量は(変化の割合)×(x の増加量)=23×6=
気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。
形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」
Aさんはこう書きました:y=(2/3)×9=6 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?1次関数を、比例 y=ax と同じように考えてしまう。
どう確かめる?y=(2/3)x だと、x=3 のとき y=2 になり、「x=3 のとき y=-1」と合わない。1次関数には b がある。
気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:-2-(-7) は?
答えを見る
5
- 分数のわり算は、わる数の逆数をかける。小数は分数になおすと計算しやすいことがある。
小6・中1「分数・小数の計算」を確かめる
ためしに1問:4÷(2/3) は?
答えを見る
4×3/2=6
- 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。
中1「1次方程式」を確かめる
ためしに1問:5=3+b を解くと?
答えを見る
b=2