変化の割合 002

変化の割合 002 ★☆☆

y は x の1次関数で、変化の割合は -2 です。また、x=1 のとき y=4 です。x の値が 2 から 5 まで増加するときの y の増加量を求めなさい。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

x の増加量と y の増加量x=1 のとき y=4。x が 2 から 5 まで 3 増えるときの y の増加量は「?」。変化の割合は -2。x125y4+3?

x が 3 増えるときの y の増加量が「?」。変化の割合 -2 は、x が 1 増えると y が 2 へるということだね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

変化の割合が -2 だから、a=-2。y=-2x+b に x=1、y=4 を代入すると、

4=(-2)×1+b

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

4=-2+b

b=4-(-2)=6

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-2、b=6 を y=ax+b に戻すと、

y=-2x+6

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

(y の増加量)=(変化の割合)×(x の増加量)だから、x が 2 から 5 まで 3 増えるときの y の増加量は、

(-2)×3=-6

式で確かめると、x=2 のとき y=-2×2+6=2、x=5 のとき y=-2×5+6=-4 で、y の増加量は -4-2=-6。

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=1、y=4 を y=-2x+6 に入れると、y=-2×1+6=4。合っている。

✏ 答案に書く

y の増加量は -6 である。

答え -6

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。
  2. 入れる変化の割合が -2 だから、a=-2。y=-2x+b に x=1、y=4 を代入すると、
    4=(-2)×1+b
  3. 求める4=-2+b
    b=4-(-2)=6
  4. 式にするa=-2、b=6 を y=ax+b に戻すと、
    y=-2x+6
  5. 使う(y の増加量)=(変化の割合)×(x の増加量)だから、x が 2 から 5 まで 3 増えるときの y の増加量は、
    (-2)×3=-6
    式で確かめると、x=2 のとき y=-2×2+6=2、x=5 のとき y=-2×5+6=-4 で、y の増加量は -4-2=-6。
  6. 確かめるはじめの組、x=1、y=4 を y=-2x+6 に入れると、y=-2×1+6=4。合っている。
    y の増加量は -6 である。
    答え -6

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。1次関数では変化の割合がいつも同じなので、(y の増加量)=(変化の割合)×(x の増加量)で求められる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:y の増加量=2×3=6 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?変化の割合の符号を落としてしまう。

どう確かめる?変化の割合が負の数なら、x が増えると y はへる。(-2)×3=-6。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:y の増加量=-2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?変化の割合と y の増加量を、同じものだと思ってしまう。

どう確かめる?変化の割合 -2 は、x が 1 増えるときの y の増加量。x が 3 増えるなら、その 3 倍になる。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:y の増加量=(-2)×5=-10 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?x の増加量のかわりに、あとの x の値を使ってしまう。

どう確かめる?x の増加量は「あと-まえ」で 5-2=3。y の増加量は (-2)×3=-6。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。

    ためしに1問:-2-(-7) は?

    答えを見る

    5

    中1「正負の数」を確かめる
  • 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。

    ためしに1問:5=3+b を解くと?

    答えを見る

    b=2

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。