変域 006
y は x に反比例し、x=4 のとき y=-5 です。x の変域が 2≦x≦10 のとき、y の変域を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?
y は負の数になりそうだね。負の数の大小にも気をつけよう。
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:問題文に「比例」「反比例」の言葉はあるかな? 表があれば、x が2倍になると y はどうなるかを見よう。
- ヒント2/3:x×y が一定なら反比例、y÷x が一定なら比例だよ。
✏ 答案に書く
x と y は、問題文のとおりとする。
y は x に反比例するから、y=
解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
x=4 のとき y=-5 だから、y=
-5=
4. 求める
比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。
✏ 答案に書く
両辺に 4 をかけると、a=
5. 式にする
求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。
✏ 答案に書く
a=-20 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
x=2 のとき y=-10、x=10 のとき y=-2。
この変域では、x が増えると y はいつも増えるので、両はしの y の値の間になる。
y の変域は、-10≦
7. 確かめる
ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
はじめの組、x=4、y=-5 を y=
✏ 答案に書く
y の変域は -10≦y≦-2 である。
答え -10≦y≦-2
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくx と y は、問題文のとおりとする。
y は x に反比例するから、y=ax とおく(問題文)。 - 入れるx=4 のとき y=-5 だから、y=
ax に代入すると、
-5=a4 - 求める両辺に 4 をかけると、a=
-5×4= -20 - 式にするa=-20 を y=
ax に戻すと、
y=-20x - 使うx=2 のとき y=-10、x=10 のとき y=-2。
この変域では、x が増えると y はいつも増えるので、両はしの y の値の間になる。
y の変域は、-10≦y≦ -2 - 確かめるはじめの組、x=4、y=-5 を y=
-20x に入れると、y=-204= 。合っている。-5
y の変域は -10≦y≦-2 である。
答え -10≦y≦-2
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
問題文に「y は x に反比例し」と書いてあるから、y=a/x とおける。a<0 の反比例では、x>0 の範囲で x が増えると y も増える。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
変域のまちがいつまずきやすい段階:「使う」
Aさんはこう書きました:-2≦y≦-10 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?負の数の大小を、数字の大きさだけで比べてしまう。
どう確かめる?-10 は -2 より小さい(数直線で左にある)。変域は小さい方から書くので、-10≦y≦-2。
気づくコツ:両はしの値だけでなく、途中でいちばん大きく・小さくなる所がないか、グラフで確かめよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:a=4×(-5)=20 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?負の数のかけ算で、符号を落としてしまう。
どう確かめる?正の数×負の数は負の数だから a=-20。y=20/x に x=4 を入れると 5 になり、-5 と合わない。
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 負の数のかけ算・わり算は、符号を先に決める(負の数が奇数個なら -、偶数個なら +)。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:(-2)×(-6) は?
答えを見る
12
- ≦ は「以上・以下(その数もふくむ)」、< は「未満・より大きい(その数はふくまない)」。
中1「不等号の使い方」を確かめる
ためしに1問:「x は -1 以上 3 未満」を不等号で表すと?
答えを見る
-1≦x<3