傾きと1点から 009
直線 y=
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。
平行な直線は、傾きが同じ。y=-x+4 の傾きは、x の係数を見ればわかるね。
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:x が1増えるごとに、y はいつも同じだけ変わっているかな? 変わる量が一定(0 ではない同じ量)なら1次関数だよ。
- ヒント2/3:x=0 のときの y(はじめの量)が 0 でなければ、y=ax+b の b がある形だよ。
✏ 答案に書く
直線上の点の座標を (x, y) とする。
求める直線は y=
解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
平行な直線は傾きが等しく、y=
2=
4. 求める
おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。
✏ 答案に書く
2=
b=
5. 式にする
求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。
✏ 答案に書く
a=-1、b=-1 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
x 軸と交わる点は y 座標が 0 だから、y=0 のときの x を求める。
y=
0=
-x=
x=
7. 確かめる
はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
はじめの組、x=-3、y=2 を y=
✏ 答案に書く
直線が x 軸と交わる点の座標は (-1, 0) である。
答え (-1, 0)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おく直線上の点の座標を (x, y) とする。
求める直線は y=-x+ に平行な直線(1次関数のグラフ)だから、y=4 ax+ とおく。b - 入れる平行な直線は傾きが等しく、y=
-x+ の傾きは -1 だから、a=-1。y=4 -x+ に x=-3、y=2 を代入すると、b
2=(-1)×(-3)+ b - 求める2=
3+ b
b=2- 3= -1 - 式にするa=-1、b=-1 を y=
ax+ に戻すと、b
y=-x- 1 - 使うx 軸と交わる点は y 座標が 0 だから、y=0 のときの x を求める。
y=-x- に y=0 を代入すると、1
0=-x- 1
-x=0- (-1)= 1
x=1÷(-1)= -1 - 確かめるはじめの組、x=-3、y=2 を y=
-x- に入れると、y=1 -(-3)- 。合っている。1= 2
直線が x 軸と交わる点の座標は (-1, 0) である。
答え (-1, 0)
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
求める直線は、直線 y=-x+4 に平行な直線だから。平行な直線は傾きが等しいので、傾き -1 の直線として y=ax+b とおける。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:2=3+b から b=5 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?数を右辺に移すとき、符号を変えるのを忘れてしまう。
どう確かめる?b=2-3=-1。y=-x+5 に x=-3 を入れると y=
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
聞かれていることとのずれつまずきやすい段階:「確かめる」
Aさんはこう書きました:x=0 を代入して (0, -1) どこが違う?
なぜそう書きたくなる?x 軸と交わる点と、y 軸と交わる点を取りちがえてしまう。
どう確かめる?x 軸の上の点は y 座標が 0。だから y=0 を代入する。(0, -1) は y 軸の上の点だよ。
気づくコツ:最後に問題文をもう一度読んで、聞かれている量(x か y か、何の量か)で答えよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:y=-x+4 の傾きは 1 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?-x の係数が見えにくく、1 だと思ってしまう。
どう確かめる?-x は (-1)×x のこと。だから y=-x+4 の傾きは -1 で、右下がりの直線になる。
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:-2-(-7) は?
答えを見る
5
- 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。
中1「1次方程式」を確かめる
ためしに1問:5=3+b を解くと?
答えを見る
b=2
- 点の位置は (x 座標, y 座標) で表す。y 軸上の点は x 座標が 0。
中1「座標とグラフ」を確かめる
ためしに1問:原点から左へ2、上へ5 の点の座標は?
答えを見る
(-2, 5)