傾きと1点から 010

傾きと1点から 010 ★★★

y は x の1次関数で、変化の割合は -23 です。また、x=-6 のとき y=1 です。x=3 のときの y の値を求めなさい。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

わかっている組と、求める yx=-6 のとき y=1。x=3 のときの y は「?」。変化の割合は 3分の-2。x-63y1?

x が -6 から 3 まで増えると、x の増加量は 9 だね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

変化の割合が -23 だから、a=-2/3。y=-23x+b に x=-6、y=1 を代入すると、

1=(-23)×(-6)+b

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

1=4+b

b=1-4=-3

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-2/3、b=-3 を y=ax+b に戻すと、

y=-23x-3

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

y=-23x-3 に x=3 を代入すると、

y=-23×3-3=-5

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=-6、y=1 を y=-23x-3 に入れると、y=-23×(-6)-3=1。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

x が -6 から 3 まで 9 増えると、y の増加量は -23×9=-6。1+(-6)=-5 で、式で求めた値と同じになる。

✏ 答案に書く

x=3 のとき、y=-5 である。

答え y=-5

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。
  2. 入れる変化の割合が -23 だから、a=-2/3。y=-23x+b に x=-6、y=1 を代入すると、
    1=(-23)×(-6)+b
  3. 求める1=4+b
    b=1-4=-3
  4. 式にするa=-2/3、b=-3 を y=ax+b に戻すと、
    y=-23x-3
  5. 使うy=-23x-3 に x=3 を代入すると、
    y=-23×3-3=-5
  6. 確かめるはじめの組、x=-6、y=1 を y=-23x-3 に入れると、y=-23×(-6)-3=1。合っている。
    x=3 のとき、y=-5 である。
    答え y=-5

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。1次関数は y=ax+b と表せて、変化の割合 -2/3 が a になる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:1=4+b から b=5 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?数を右辺に移すとき、符号を変えるのを忘れてしまう。

どう確かめる?b=1-4=-3。y=-(2/3)x+5 に x=-6 を入れると y=-23×(-6)+5=9 で、1 と合わない。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:y の増加量は (2/3)×9=6 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?変化の割合 -2/3 のマイナスを落としてしまう。

どう確かめる?変化の割合が負の数なら、x が増えると y はへる。y の増加量は -23×9=-6 で、y は 6 へる。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。