グラフから式へ 004
下の図の直線 ℓ の式を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。
y 軸と交わる点の y 座標が切片。もう1つ、目もりの交わる点を通るところを見つけよう。
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:x が1増えるごとに、y はいつも同じだけ変わっているかな? 変わる量が一定(0 ではない同じ量)なら1次関数だよ。
- ヒント2/3:x=0 のときの y(はじめの量)が 0 でなければ、y=ax+b の b がある形だよ。
✏ 答案に書く
グラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。
直線 ℓ は、y 軸と点 (0, -1) で交わる直線だから、y=
解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
y 軸との交点が (0, -1) で、切片はその y 座標の -1 だから、b=-1。y=
3=
4. 求める
おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。
✏ 答案に書く
-2a=
a=
5. 式にする
求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。
✏ 答案に書く
a=-2、b=-1 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
求める式は y=
7. 確かめる
はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
グラフが通る点 (-2, 3) の組、x=-2、y=3 を y=
グラフが通る点 (-1, 1) の組、x=-1、y=1 を y=
✏ 答案に書く
直線 ℓ の式は y=
答え y=
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくグラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。
直線 ℓ は、y 軸と点 (0, -1) で交わる直線だから、y=ax+ とおく。b - 入れるy 軸との交点が (0, -1) で、切片はその y 座標の -1 だから、b=-1。y=
ax- に x=-2、y=3 を代入すると、1
3=a×(-2)- 1 - 求める-2a=
3- (-1)= 4
a=4÷(-2)= -2 - 式にするa=-2、b=-1 を y=
ax+ に戻すと、b
y=-2x- 1 - 使う求める式は y=
-2x- 。1 - 確かめるグラフが通る点 (-2, 3) の組、x=-2、y=3 を y=
-2x- に入れると、y=1 -2×(-2)- 。合っている。1= 3
グラフが通る点 (-1, 1) の組、x=-1、y=1 を y=-2x- に入れると、y=1 -2×(-1)- 。合っている。1= 1
直線 ℓ の式は y=-2x- である。1
答え y=-2x- 1
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
グラフが y 軸と交わる直線だから。y 軸に平行でない直線は、y=ax+b の形の式で表せる。y 軸との交点から切片 b が、直線の傾きから a が決まる。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:-2a=4 から a=2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?負の数でわるとき、答えの符号を決めるのを忘れてしまう。
どう確かめる?4÷(-2)=
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
グラフ・座標の読みちがいつまずきやすい段階:「図」
Aさんはこう書きました:y=-2x+1 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?y 軸と交わる点の y 座標の符号を、読み落としてしまう。
どう確かめる?ℓ は y 軸と x 軸より下の (0, -1) で交わっている。y=-2x+1 に x=0 を入れると y=1 で合わない。
気づくコツ:座標は (x, y) の順。まず横(x)、次にたて(y)を読むよ。目もり1つ分がいくつかも確かめよう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 点の位置は (x 座標, y 座標) で表す。y 軸上の点は x 座標が 0。
中1「座標とグラフ」を確かめる
ためしに1問:原点から左へ2、上へ5 の点の座標は?
答えを見る
(-2, 5)
- 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:-2-(-7) は?
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5
- 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。
中1「1次方程式」を確かめる
ためしに1問:5=3+b を解くと?
答えを見る
b=2