方程式とグラフ 012
直線 ℓ:y=
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。
m が通る2点は、y 座標がどちらも 5 だね。m の上の点は、ほかにどんな座標かな?
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。
✏ 答案に書く
x と y は、問題文のとおりとする。
ℓ の式は y=
m が通る2点 (-3, 5)、(2, 5) は y 座標が同じで、m は x 軸に平行な直線だから、y=
解説:a・b・k は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
ℓ:
ℓ の式 y=
a は x の係数の -2。
m:
m の上の点は、x がどんな値でも y 座標が 5。
4. 求める
おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。
✏ 答案に書く
ℓ:
b=
a=
m:
k=
5. 式にする
求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。
✏ 答案に書く
ℓ:
a=-2、b=1 を y=
y=
m:
k=5 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
交点では、ℓ と m の y の値が等しい。
2つの式の y を等しいとおくと、-2x+
-2x=
x=
x=-2 を y=
7. 確かめる
はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
m が通る点の組、x=-3、y=5 を y=
交点の組、x=-2、y=5 を y=
解説:答えを問題の場面に戻すと
x=-2、y=5 は、ℓ の式に入れると -2×(-2)+1=5 で成り立つ。y 座標が 5 なので、m の上にもある。m は x 軸に平行な直線 y=5 で、関数だが1次関数ではない。それでも、交点は同じように「y が等しい」で求められる。
✏ 答案に書く
直線 ℓ と m の交点の座標は (-2, 5) である。
答え (-2, 5)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくx と y は、問題文のとおりとする。
ℓ の式は y=-2x+ で、y が x の1次式で表されているから、y=1 ax+ とおく。b
m が通る2点 (-3, 5)、(2, 5) は y 座標が同じで、m は x 軸に平行な直線だから、y=k とおく。 - 入れるℓ:
ℓ の式 y=-2x+ と y=1 ax+ を比べると、b は 1。b
a は x の係数の -2。
m:
m の上の点は、x がどんな値でも y 座標が 5。 - 求めるℓ:
b=1
a=-2
m:
k=5 - 式にするℓ:
a=-2、b=1 を y=ax+ に戻すと、b
y=-2x+ 1
m:
k=5 を y=k に戻すと、
y=5 - 使う交点では、ℓ と m の y の値が等しい。
2つの式の y を等しいとおくと、-2x+1= 5
-2x=4
x=4÷(-2)= -2
x=-2 を y=-2x+ に代入すると、y=1 -2×(-2)+ 1= 5 - 確かめるm が通る点の組、x=-3、y=5 を y=
5 に入れると、y=5 。合っている。
交点の組、x=-2、y=5 を y=-2x+ に入れると、y=1 -2×(-2)+ 。合っている。1= 5
直線 ℓ と m の交点の座標は (-2, 5) である。
答え (-2, 5)
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
ℓ は y が x の1次式で表されているので y=ax+b とおける。m は2点の y 座標がどちらも 5 なので、x 軸に平行な直線 y=k とおける(関数だが1次関数ではない)。交点では、2つの式の y が等しい。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
グラフ・座標の読みちがいつまずきやすい段階:「図」
Aさんはこう書きました:m:x=5 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?2点の座標に 5 が並んでいるのを見て、x 座標と y 座標のどちらが同じかを確かめずに、x=5 の直線としてしまう。
どう確かめる?(-3, 5) と (2, 5) で同じなのは y 座標の 5。x 座標は -3 と 2 でちがう。だから m は y=5 で、x 軸に平行な直線。
気づくコツ:座標は (x, y) の順。まず横(x)、次にたて(y)を読むよ。目もり1つ分がいくつかも確かめよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:-2x=5+1 で x=-3 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?1 を右辺に移すとき、符号を変え忘れる。
どう確かめる?x=-3 を ℓ の式に入れると y=7 で、m の y=5 と合わない。-2x=5-1=4 で x=-2。
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
グラフ・座標の読みちがいつまずきやすい段階:「図」
Aさんはこう書きました:(5, -2) どこが違う?
なぜそう書きたくなる?求めた x と y を、座標に書く順番をまちがえる。
どう確かめる?座標は (x 座標, y 座標) の順。x=-2、y=5 だから (-2, 5)。
気づくコツ:座標は (x, y) の順。まず横(x)、次にたて(y)を読むよ。目もり1つ分がいくつかも確かめよう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 点の位置は (x 座標, y 座標) で表す。y 軸上の点は x 座標が 0。
中1「座標とグラフ」を確かめる
ためしに1問:原点から左へ2、上へ5 の点の座標は?
答えを見る
(-2, 5)
- 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。
中1「1次方程式」を確かめる
ためしに1問:5=3+b を解くと?
答えを見る
b=2
- 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:-2-(-7) は?
答えを見る
5