方程式とグラフ 011

方程式とグラフ 011 ★☆☆

x、y についての方程式 2y+6=0 のグラフと、y が x の関数かどうかについて、正しいものを次から選びなさい。

まず、答えを選んでみよう

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

式や図で、x と y の関係を見つけよう。x が変わると、y は変わるかな?

方程式 2y+6=0 を満たす点2y+6=0 を満たす点 (-2, -3)、(0, -3)、(3, -3) をとった。グラフの形と、関数かどうかは「?」。xyグラフは?-4-3-2-11234-5-4-3-2-112O(-2, -3)(0, -3)(3, -3)

x の値がちがう3つの点をとったよ。どの点も、y 座標は同じだね。

2. おく

x と y の関係の形を決めよう。x がどんな値でも y が同じなら、y=k とおくよ。k は、まだわからない数だね。

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

方程式 2y+6=0 を y について解くと、x がどんな値でも、y がただ1つの値に決まるから、y=k とおく。

解説:k は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

式や図から、y の値を読もう。

✏ 答案に書く

2y+6=0 の 6 を右辺に移項すると 2y=-6、両辺を 2 でわると y=-3。x がどんな値でも、y は -3。

4. 求める

y=k の k は、読みとった y の値そのものだね。

✏ 答案に書く

k=-3

5. 式にする

求めた k を戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

k=-3 を y=k に戻すと、

y=-3

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

グラフの式を、y=… の形で書くと、

求める式は y=-3。

y=-3 のグラフは、y 座標がいつも -3 の点を集めたもので、点 (0, -3) を通り、x 軸に平行な直線。

x を決めると y がただ1つ(-3)に決まるので、y は x の関数である。

でも、y=0x-3 と見ると x の係数が 0。1次関数 y=ax+b は a≠0 なので、1次関数ではない。

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

2y+6=0 を満たす組、x=5、y=-3 を y=-3 に入れると、y=-3。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

x=5、y=-3 をもとの方程式に入れると、2×(-3)+6=0 で成り立つ。x がいくつでも、y が -3 なら方程式は成り立つので、グラフは y 座標が -3 の点をぜんぶ集めた、x 軸に平行な直線になる。

✏ 答案に書く

方程式 2y+6=0 のグラフは、点 (0, -3) を通り x 軸に平行な直線 y=-3 で、y は x の関数だが、1次関数ではない。

答え x 軸に平行な直線。y は x の関数だが、1次関数ではない

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    方程式 2y+6=0 を y について解くと、x がどんな値でも、y がただ1つの値に決まるから、y=k とおく。
  2. 入れる2y+6=0 の 6 を右辺に移項すると 2y=-6、両辺を 2 でわると y=-3。x がどんな値でも、y は -3。
  3. 求めるk=-3
  4. 式にするk=-3 を y=k に戻すと、
    y=-3
  5. 使うグラフの式を、y=… の形で書くと、
    求める式は y=-3。
    y=-3 のグラフは、y 座標がいつも -3 の点を集めたもので、点 (0, -3) を通り、x 軸に平行な直線。
    x を決めると y がただ1つ(-3)に決まるので、y は x の関数である。
    でも、y=0x-3 と見ると x の係数が 0。1次関数 y=ax+b は a≠0 なので、1次関数ではない。
  6. 確かめる2y+6=0 を満たす組、x=5、y=-3 を y=-3 に入れると、y=-3。合っている。
    方程式 2y+6=0 のグラフは、点 (0, -3) を通り x 軸に平行な直線 y=-3 で、y は x の関数だが、1次関数ではない。
    答え x 軸に平行な直線。y は x の関数だが、1次関数ではない

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=k とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

2y+6=0 を y について解くと y=-3 となり、x がどんな値でも y がただ1つ(-3)に決まるから、y=k とおける。y=k は関数だが、x の係数が 0 なので1次関数ではない。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:y=-3 は1次関数 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「グラフが直線なら1次関数」「y=… の形なら1次関数」と考えてしまう。

どう確かめる?y=-3 は y=0x-3 と見ると、x の係数 a が 0。1次関数は a≠0 なので、1次関数ではない。x を決めると y はただ1つ(-3)に決まるので、関数ではある。

気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。

形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:y 軸に平行な直線 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?式の中の -3 を見て、x=-3 の直線と取りちがえてしまう。

どう確かめる?y=-3 のグラフの上の点は (-2, -3)、(0, -3)、(3, -3)…で、y 座標がいつも -3。点は横に並ぶので、x 軸に平行な直線。

気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。

形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:傾きは -3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?式に出てくる数を、そのまま傾きと読んでしまう。

どう確かめる?y=-3 は、x が増えても y は変わらない。変化の割合は 0 で、傾き -3 の直線ではない。-3 は y 軸と交わる点 (0, -3) の y 座標。

気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 等式を「y=…」の形に変形する(y について解く)には、y 以外の項を移項し、y の係数でわる。

    ためしに1問:x+y=7 を y について解くと?

    答えを見る

    y=-x+7

    中2「式の変形」を確かめる
  • 点の位置は (x 座標, y 座標) で表す。y 軸上の点は x 座標が 0。

    ためしに1問:原点から左へ2、上へ5 の点の座標は?

    答えを見る

    (-2, 5)

    中1「座標とグラフ」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ウ)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。