比例の場面 009

比例の場面 009 ★★☆

ろうそくに火をつけると、一定の速さで燃えて短くなっていきます。火をつけてから 6 分間で、2.4 cm 燃えました。燃えた長さが 10 cm になるのは、火をつけてから何分後ですか。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

火をつけてからの時間と燃えた長さ6 分のとき燃えた長さ 2.4 cm。燃えた長さ 10 cm のときの時間は「?」。時間(分)6?燃えた長さ(cm)2.410

「燃えた長さ」は、火をつけてから短くなった分の長さ。残りの長さではないよ。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

火をつけてからの時間を x 分、燃えた長さを y cm とする。

一定の速さで燃えるので、時間が2倍・3倍になると燃えた長さも2倍・3倍になる。燃えた長さは時間に比例するから、y=ax とおく。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=6 のとき y=2.4 だから、y=ax に代入すると、

2.4=a×6

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

6a=2.4

a=2.4÷6=0.4

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=0.4 を y=ax に戻すと、

y=0.4x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

聞かれているのは、燃えた長さが 10 cm になる時間。10 は燃えた長さ(y)だから、y=10 を代入する。

y=0.4x に y=10 を代入すると、

10=0.4x

x=10÷0.4=25

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=6、y=2.4 を y=0.4x に入れると、y=0.4×6=2.4。合っている。

求めた組、x=25、y=10 を y=0.4x に入れると、y=0.4×25=10。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

1分間に 0.4 cm 燃えるから、25 分で 0.4×25=10 cm。10 cm は 2.4 cm の4倍より少し長いので、時間も 6 分の4倍(24 分)より少し長い 25 分で、大きさも合っている。

✏ 答案に書く

燃えた長さが 10 cm になるのは、火をつけてから 25 分後である。

答え 25 分後

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おく火をつけてからの時間を x 分、燃えた長さを y cm とする。
    一定の速さで燃えるので、時間が2倍・3倍になると燃えた長さも2倍・3倍になる。燃えた長さは時間に比例するから、y=ax とおく。
  2. 入れるx=6 のとき y=2.4 だから、y=ax に代入すると、
    2.4=a×6
  3. 求める6a=2.4
    a=2.4÷6=0.4
  4. 式にするa=0.4 を y=ax に戻すと、
    y=0.4x
  5. 使う聞かれているのは、燃えた長さが 10 cm になる時間。10 は燃えた長さ(y)だから、y=10 を代入する。
    y=0.4x に y=10 を代入すると、
    10=0.4x
    x=10÷0.4=25
  6. 確かめるはじめの組、x=6、y=2.4 を y=0.4x に入れると、y=0.4×6=2.4。合っている。
    求めた組、x=25、y=10 を y=0.4x に入れると、y=0.4×25=10。合っている。
    燃えた長さが 10 cm になるのは、火をつけてから 25 分後である。
    答え 25 分後

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

一定の速さで燃えるので、1分間に燃える長さはいつも同じ。時間が2倍・3倍になると燃えた長さも2倍・3倍になるから、燃えた長さは時間に比例する。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

x と y の取りちがえつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:y=0.4×10=4 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?問題の数を、いつも x に入れてしまう。

どう確かめる?10 は燃えた長さ(cm)だから y。10=0.4x を解く。4 分で 10 cm では、6 分で 2.4 cm より速すぎる。

気づくコツ:代入する前に「x は何の量、y は何の量」と言ってみよう。おく の1文にもどると迷わないよ。

形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:6×2.4÷10=1.44 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?燃えて短くなるので、「一方がふえると一方がへる」反比例だと思ってしまう。

どう確かめる?短くなるのは残りの長さ。燃えた長さは、時間がたつほどふえるので比例になる。

気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • x が2倍・3倍になると y も2倍・3倍になるのが比例、1/2倍・1/3倍になるのが反比例。

    ためしに1問:y が x に比例し、x=2 のとき y=10 です。x=6 のとき y は?

    答えを見る

    x が3倍だから y も3倍で 30。

    小6「比例と反比例」を確かめる
  • 「1 m あたりの重さ」「1分あたりの量」は、全体の量 ÷ いくつ分 で求める。

    ためしに1問:5 m で 30 g の針金。1 m あたりの重さは?

    答えを見る

    30÷5=6 で、6 g。

    小5「単位量あたりの大きさ」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(イ)/C(1) イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。