比例の場面 008

比例の場面 008 ★★☆

ある人が同じ歩はばで歩くと、20 歩で 13 m 進みました。この人が同じ歩はばで 650 m 進むには、何歩歩けばよいですか。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

歩数と進む道のり20 歩のとき 13 m。650 m のときの歩数は「?」。歩数(歩)20?道のり(m)13650

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

歩数を x 歩、進む道のりを y m とする。

歩はばが同じなので、歩数が2倍・3倍になると進む道のりも2倍・3倍になる。道のりは歩数に比例するから、y=ax とおく。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=20 のとき y=13 だから、y=ax に代入すると、

13=a×20

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

20a=13

a=13÷20=0.65

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=0.65 を y=ax に戻すと、

y=0.65x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

聞かれているのは 650 m 進むのに必要な歩数。650 は道のり(y)だから、y=650 を代入する。

y=0.65x に y=650 を代入すると、

650=0.65x

x=650÷0.65=1000

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=20、y=13 を y=0.65x に入れると、y=0.65×20=13。合っている。

求めた組、x=1000、y=650 を y=0.65x に入れると、y=0.65×1000=650。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

1歩 0.65 m(65 cm)だから、1000 歩で 0.65×1000=650 m。650 m は 13 m の 50 倍だから、歩数も 20 歩の 50 倍の 1000 歩で、大きさも合っている。

✏ 答案に書く

650 m 進むには、1000 歩歩けばよい。

答え 1000 歩

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おく歩数を x 歩、進む道のりを y m とする。
    歩はばが同じなので、歩数が2倍・3倍になると進む道のりも2倍・3倍になる。道のりは歩数に比例するから、y=ax とおく。
  2. 入れるx=20 のとき y=13 だから、y=ax に代入すると、
    13=a×20
  3. 求める20a=13
    a=13÷20=0.65
  4. 式にするa=0.65 を y=ax に戻すと、
    y=0.65x
  5. 使う聞かれているのは 650 m 進むのに必要な歩数。650 は道のり(y)だから、y=650 を代入する。
    y=0.65x に y=650 を代入すると、
    650=0.65x
    x=650÷0.65=1000
  6. 確かめるはじめの組、x=20、y=13 を y=0.65x に入れると、y=0.65×20=13。合っている。
    求めた組、x=1000、y=650 を y=0.65x に入れると、y=0.65×1000=650。合っている。
    650 m 進むには、1000 歩歩けばよい。
    答え 1000 歩

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

歩はばが同じなら、1歩で進む道のりはいつも同じ。歩数が2倍・3倍になると道のりも2倍・3倍になるから、道のりは歩数に比例する。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

x と y の取りちがえつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:y=0.65×650=422.5 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?問題の数を、いつも x に入れてしまう。

どう確かめる?650 は道のり(m)だから y。650=0.65x を解く。

気づくコツ:代入する前に「x は何の量、y は何の量」と言ってみよう。おく の1文にもどると迷わないよ。

聞かれていることとのずれつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:650÷13=50 歩 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?道のりが何倍かを求めたところで、答えにしてしまう。

どう確かめる?650 m は 13 m の 50 倍。歩数も 20 歩の 50 倍になる。x=1000 を y=0.65x に入れると 650 になって合う。

気づくコツ:最後に問題文をもう一度読んで、聞かれている量(x か y か、何の量か)で答えよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • x が2倍・3倍になると y も2倍・3倍になるのが比例、1/2倍・1/3倍になるのが反比例。

    ためしに1問:y が x に比例し、x=2 のとき y=10 です。x=6 のとき y は?

    答えを見る

    x が3倍だから y も3倍で 30。

    小6「比例と反比例」を確かめる
  • 「1 m あたりの重さ」「1分あたりの量」は、全体の量 ÷ いくつ分 で求める。

    ためしに1問:5 m で 30 g の針金。1 m あたりの重さは?

    答えを見る

    30÷5=6 で、6 g。

    小5「単位量あたりの大きさ」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(イ)/C(1) イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。