比例の場面 007

比例の場面 007 ★★☆

同じ種類のコピー用紙 50 枚の重さをはかったら、200 g でした。同じコピー用紙の束の重さをはかったら、1.2 kg でした。この束は何枚ですか。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

紙の枚数と重さ50 枚のとき重さ 200 g。重さ 1.2 kg のときの枚数は「?」。枚数(枚)50?重さ(g)2001.2 kg

重さの単位が、g と kg でそろっていないね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

紙の枚数を x 枚、重さを y g とする。

同じ紙は1枚の重さがどれも同じなので、枚数が2倍・3倍になると重さも2倍・3倍になる。重さは枚数に比例するから、y=ax とおく。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=50 のとき y=200 だから、y=ax に代入すると、

200=a×50

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

50a=200

a=200÷50=4

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=4 を y=ax に戻すと、

y=4x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

束の重さは 1.2 kg=1200 g。重さは y だから、y=1200 を代入する。

y=4x に y=1200 を代入すると、

1200=4x

x=1200÷4=300

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=50、y=200 を y=4x に入れると、y=4×50=200。合っている。

求めた組、x=300、y=1200 を y=4x に入れると、y=4×300=1200。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

1枚 4 g だから、300 枚で 4×300=1200 g=1.2 kg。1.2 kg は 200 g の6倍だから、枚数も 50 枚の6倍の 300 枚で、大きさも合っている。

✏ 答案に書く

この束は 300 枚である。

答え 300 枚

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おく紙の枚数を x 枚、重さを y g とする。
    同じ紙は1枚の重さがどれも同じなので、枚数が2倍・3倍になると重さも2倍・3倍になる。重さは枚数に比例するから、y=ax とおく。
  2. 入れるx=50 のとき y=200 だから、y=ax に代入すると、
    200=a×50
  3. 求める50a=200
    a=200÷50=4
  4. 式にするa=4 を y=ax に戻すと、
    y=4x
  5. 使う束の重さは 1.2 kg=1200 g。重さは y だから、y=1200 を代入する。
    y=4x に y=1200 を代入すると、
    1200=4x
    x=1200÷4=300
  6. 確かめるはじめの組、x=50、y=200 を y=4x に入れると、y=4×50=200。合っている。
    求めた組、x=300、y=1200 を y=4x に入れると、y=4×300=1200。合っている。
    この束は 300 枚である。
    答え 300 枚

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

同じ紙なら1枚の重さはどれも同じなので、重さ÷枚数(1枚の重さ)はいつも同じ。枚数が2倍・3倍になると重さも2倍・3倍になるから、重さは枚数に比例する。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

単位・量の読みちがいつまずきやすい段階:「図」

Aさんはこう書きました:1.2=4x どこが違う?

なぜそう書きたくなる?kg と g のちがいを見落として、1.2 をそのまま入れてしまう。

どう確かめる?y は g で表すと決めたので、1.2 kg=1200 g に直してから入れる。0.3 枚では束にならない。

気づくコツ:分と時間、cm と m のように、単位がそろっているか確かめてから式にしよう。

x と y の取りちがえつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:y=4×1200=4800 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?問題の数を、いつも x に入れてしまう。

どう確かめる?1200 は重さ(g)だから y。1200=4x を解く。

気づくコツ:代入する前に「x は何の量、y は何の量」と言ってみよう。おく の1文にもどると迷わないよ。

↑ 問題と答えの欄にもどる

よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • x が2倍・3倍になると y も2倍・3倍になるのが比例、1/2倍・1/3倍になるのが反比例。

    ためしに1問:y が x に比例し、x=2 のとき y=10 です。x=6 のとき y は?

    答えを見る

    x が3倍だから y も3倍で 30。

    小6「比例と反比例」を確かめる
  • 「1 m あたりの重さ」「1分あたりの量」は、全体の量 ÷ いくつ分 で求める。

    ためしに1問:5 m で 30 g の針金。1 m あたりの重さは?

    答えを見る

    30÷5=6 で、6 g。

    小5「単位量あたりの大きさ」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(イ)/C(1) イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。