比例の場面 006

比例の場面 006 ★★☆

あるばねに 30 g のおもりをつるすと、ばねは 6 cm のびました。ばねののびは、つるすおもりの重さに比例します。このばねに 50 g のおもりをつるすと、ばねは何 cm のびますか。ただし、ばねはのびすぎないものとします。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

おもりの重さとばねののびおもり 30 g のとき、のび 6 cm。50 g のときののびは「?」。おもり(g)3050のび(cm)6?

「のび」は、おもりをつるす前より長くなった分。ばね全体の長さではないよ。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

おもりの重さを x g、ばねののびを y cm とする。

ばねののびはおもりの重さに比例するから、y=ax とおく(問題文)。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=30 のとき y=6 だから、y=ax に代入すると、

6=a×30

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

30a=6

a=6÷30=0.2

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=0.2 を y=ax に戻すと、

y=0.2x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

聞かれているのは 50 g のおもりをつるしたときののびだから、x=50 を代入する。

y=0.2x に x=50 を代入すると、

y=0.2×50=10

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=30、y=6 を y=0.2x に入れると、y=0.2×30=6。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

1 g あたり 0.2 cm のびるから、50 g では 0.2×50=10 cm。50 g は 30 g より重いので、6 cm より長くのびる 10 cm は、大きさも合っている。ばねののびが重さに比例するのは、ばねがのびすぎない(手をはなすと元にもどる)範囲だけだよ。

✏ 答案に書く

50 g のおもりをつるすと、ばねは 10 cm のびる。

答え 10 cm

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくおもりの重さを x g、ばねののびを y cm とする。
    ばねののびはおもりの重さに比例するから、y=ax とおく(問題文)。
  2. 入れるx=30 のとき y=6 だから、y=ax に代入すると、
    6=a×30
  3. 求める30a=6
    a=6÷30=0.2
  4. 式にするa=0.2 を y=ax に戻すと、
    y=0.2x
  5. 使う聞かれているのは 50 g のおもりをつるしたときののびだから、x=50 を代入する。
    y=0.2x に x=50 を代入すると、
    y=0.2×50=10
  6. 確かめるはじめの組、x=30、y=6 を y=0.2x に入れると、y=0.2×30=6。合っている。
    50 g のおもりをつるすと、ばねは 10 cm のびる。
    答え 10 cm

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「ばねののびは、つるすおもりの重さに比例します」と書いてあるから。おもりが2倍・3倍になると、のびも2倍・3倍になり、のび÷重さ はいつも同じになる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

a を求める計算のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:a=30÷6=5 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?わりやすい順番にわってしまう。

どう確かめる?a は 1 g あたりののびで、のび÷重さ=6÷30=0.2。y=0.2x に x=30 を入れると 6 になって合う。

気づくコツ:求めた a を、はじめの組に戻して成り立つか確かめよう。

形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:30×6÷50=3.6 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?おもりの重さとのびの関係を、反比例と取りちがえる。

どう確かめる?重いおもりほど、ばねは長くのびる。おもりが2倍になると、のびも2倍になるので比例。

気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • x が2倍・3倍になると y も2倍・3倍になるのが比例、1/2倍・1/3倍になるのが反比例。

    ためしに1問:y が x に比例し、x=2 のとき y=10 です。x=6 のとき y は?

    答えを見る

    x が3倍だから y も3倍で 30。

    小6「比例と反比例」を確かめる
  • 「1 m あたりの重さ」「1分あたりの量」は、全体の量 ÷ いくつ分 で求める。

    ためしに1問:5 m で 30 g の針金。1 m あたりの重さは?

    答えを見る

    30÷5=6 で、6 g。

    小5「単位量あたりの大きさ」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(イ)/C(1) イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。