比例の場面 003

比例の場面 003 ★☆☆

同じノートを 3 冊買うと、代金は 390 円です。代金は冊数に比例します。このノートを 8 冊買うと、代金は何円ですか。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

ノートの冊数と代金3 冊のとき代金 390 円。8 冊のときの代金は「?」。冊数(冊)38代金(円)390?

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

ノートの冊数を x 冊、代金を y 円とする。

代金は冊数に比例するから、y=ax とおく(問題文)。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=3 のとき y=390 だから、y=ax に代入すると、

390=a×3

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

3a=390

a=390÷3=130

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=130 を y=ax に戻すと、

y=130x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

聞かれているのは 8 冊の代金だから、x=8 を代入する。

y=130x に x=8 を代入すると、

y=130×8=1040

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=3、y=390 を y=130x に入れると、y=130×3=390。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

1冊 130 円だから、8 冊で 130×8=1040 円。8 冊は 3 冊の2倍より多いので、390 円の2倍(780 円)より多い 1040 円は、大きさも合っている。

✏ 答案に書く

ノート 8 冊の代金は 1040 円である。

答え 1040 円

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくノートの冊数を x 冊、代金を y 円とする。
    代金は冊数に比例するから、y=ax とおく(問題文)。
  2. 入れるx=3 のとき y=390 だから、y=ax に代入すると、
    390=a×3
  3. 求める3a=390
    a=390÷3=130
  4. 式にするa=130 を y=ax に戻すと、
    y=130x
  5. 使う聞かれているのは 8 冊の代金だから、x=8 を代入する。
    y=130x に x=8 を代入すると、
    y=130×8=1040
  6. 確かめるはじめの組、x=3、y=390 を y=130x に入れると、y=130×3=390。合っている。
    ノート 8 冊の代金は 1040 円である。
    答え 1040 円

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「代金は冊数に比例します」と書いてあるから。同じノートなら1冊の値段は同じなので、冊数が2倍・3倍になると代金も2倍・3倍になる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

a を求める計算のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:y=390×8=3120 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?390 円を、ノート1冊の値段だと思ってしまう。

どう確かめる?390 円は 3 冊分。1冊の値段は a=390÷3=130。y=130x に x=3 を入れると 390 になって合う。

気づくコツ:求めた a を、はじめの組に戻して成り立つか確かめよう。

聞かれていることとのずれつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:130×5=650 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?3 冊から 8 冊へ、ふえた 5 冊分の代金だけを求めてしまう。

どう確かめる?聞かれているのは 8 冊全部の代金。x=8 を代入する。

気づくコツ:最後に問題文をもう一度読んで、聞かれている量(x か y か、何の量か)で答えよう。

↑ 問題と答えの欄にもどる

よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • x が2倍・3倍になると y も2倍・3倍になるのが比例、1/2倍・1/3倍になるのが反比例。

    ためしに1問:y が x に比例し、x=2 のとき y=10 です。x=6 のとき y は?

    答えを見る

    x が3倍だから y も3倍で 30。

    小6「比例と反比例」を確かめる
  • 「1 m あたりの重さ」「1分あたりの量」は、全体の量 ÷ いくつ分 で求める。

    ためしに1問:5 m で 30 g の針金。1 m あたりの重さは?

    答えを見る

    30÷5=6 で、6 g。

    小5「単位量あたりの大きさ」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(イ)/C(1) イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。