反比例の場面 010
遠足で貸切バスを1台借り、バスの代金を、参加する人数で等しく分けます。20 人が参加すると、1人分は 4500 円です。1人分を 3600 円にするには、何人が参加すればよいですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:問題文に「比例」「反比例」の言葉はあるかな? 表があれば、x が2倍になると y はどうなるかを見よう。
- ヒント2/3:x×y が一定なら反比例、y÷x が一定なら比例だよ。
✏ 答案に書く
参加する人数を x 人、1人分の金額を y 円とする。
バスの代金は人数によらず決まっているので、人数×1人分 はいつも同じ数(バスの代金)になる。1人分は人数に反比例するから、y=
解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
x=20 のとき y=4500 だから、y=
4500=
4. 求める
比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。
✏ 答案に書く
両辺に 20 をかけると、a=
5. 式にする
求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。
✏ 答案に書く
a=90000 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
聞かれているのは、1人分が 3600 円になる人数。3600 は1人分(y)だから、y=3600 を代入する。
y=
3600=
両辺に x をかけると、3600x=
x=
7. 確かめる
ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
はじめの組、x=20、y=4500 を y=
求めた組、x=25、y=3600 を y=
解説:答えを問題の場面に戻すと
25 人で 3600 円ずつなら 25×3600=90000 円。20 人で 4500 円ずつの 20×4500=90000 円と同じで、バスの代金になっている。1人分を安くするには人数をふやすので、20 人より多い 25 人は、大きさも合っている。
✏ 答案に書く
1人分を 3600 円にするには、25 人が参加すればよい。
答え 25 人
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おく参加する人数を x 人、1人分の金額を y 円とする。
バスの代金は人数によらず決まっているので、人数×1人分 はいつも同じ数(バスの代金)になる。1人分は人数に反比例するから、y=ax とおく。 - 入れるx=20 のとき y=4500 だから、y=
ax に代入すると、
4500=a20 - 求める両辺に 20 をかけると、a=
4500×20= 90000 - 式にするa=90000 を y=
ax に戻すと、
y=90000x - 使う聞かれているのは、1人分が 3600 円になる人数。3600 は1人分(y)だから、y=3600 を代入する。
y=90000x に y=3600 を代入すると、
3600=90000x
両辺に x をかけると、3600x=90000
x=90000÷3600= 25 - 確かめるはじめの組、x=20、y=4500 を y=
90000x に入れると、y=9000020= 。合っている。4500
求めた組、x=25、y=3600 を y=90000x に入れると、y=9000025= 。合っている。3600
1人分を 3600 円にするには、25 人が参加すればよい。
答え 25 人
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
バスの代金は人数によらず同じなので、人数×1人分 はいつも同じ数になる。人数が2倍になると1人分は 1/2 倍になるから、1人分は人数に反比例する。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」
Aさんはこう書きました:y=225x とおいて x=16 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?人数と1人分の金額を、比例だと思ってしまう。
どう確かめる?16 人で分けると1人分は 90000÷16=5625 円で、4500 円より高くなってしまう。人数がふえるほど1人分は安くなる。
気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。
聞かれていることとのずれつまずきやすい段階:「確かめる」
Aさんはこう書きました:答え 90000 人 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?a=90000 を求めたところで、答えにしてしまう。
どう確かめる?a=90000 はバスの代金(円)。y=
気づくコツ:最後に問題文をもう一度読んで、聞かれている量(x か y か、何の量か)で答えよう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- x が2倍・3倍になると y も2倍・3倍になるのが比例、1/2倍・1/3倍になるのが反比例。
小6「比例と反比例」を確かめる
ためしに1問:y が x に比例し、x=2 のとき y=10 です。x=6 のとき y は?
答えを見る
x が3倍だから y も3倍で 30。
- 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。
中1「1次方程式」を確かめる
ためしに1問:5a=-20 を解くと?
答えを見る
a=-4