反比例の場面 009

反比例の場面 009 ★★☆

ある仕事を 4 人ですると、ちょうど 15 日で終わります。どの人も1日にする仕事の量は同じとします。この仕事を 10 日で終えるには、何人ですればよいですか。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

仕事をする人数と日数4 人のとき 15 日。10 日で終えるときの人数は「?」。人数(人)4?日数(日)1510

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

仕事をする人数を x 人、終わるまでの日数を y 日とする。

仕事全体の量は変わらず、どの人も1日にする量は同じなので、人数×日数 はいつも同じ数になる。日数は人数に反比例するから、y=ax とおく。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=4 のとき y=15 だから、y=ax に代入すると、

15=a4

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

両辺に 4 をかけると、a=15×4=60

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=60 を y=ax に戻すと、

y=60x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

聞かれているのは、10 日で終えるときの人数。10 は日数(y)だから、y=10 を代入する。

y=60x に y=10 を代入すると、

10=60x

両辺に x をかけると、10x=60

x=60÷10=6

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=4、y=15 を y=60x に入れると、y=604=15。合っている。

求めた組、x=6、y=10 を y=60x に入れると、y=606=10。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

6 人で 10 日なら 6×10=60、4 人で 15 日なら 4×15=60 で、仕事全体の量(1人が1日にする量の 60 日分)が同じになっている。早く終えるには人をふやすので、4 人より多い 6 人は、大きさも合っている。

✏ 答案に書く

この仕事を 10 日で終えるには、6 人ですればよい。

答え 6 人

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おく仕事をする人数を x 人、終わるまでの日数を y 日とする。
    仕事全体の量は変わらず、どの人も1日にする量は同じなので、人数×日数 はいつも同じ数になる。日数は人数に反比例するから、y=ax とおく。
  2. 入れるx=4 のとき y=15 だから、y=ax に代入すると、
    15=a4
  3. 求める両辺に 4 をかけると、a=15×4=60
  4. 式にするa=60 を y=ax に戻すと、
    y=60x
  5. 使う聞かれているのは、10 日で終えるときの人数。10 は日数(y)だから、y=10 を代入する。
    y=60x に y=10 を代入すると、
    10=60x
    両辺に x をかけると、10x=60
    x=60÷10=6
  6. 確かめるはじめの組、x=4、y=15 を y=60x に入れると、y=604=15。合っている。
    求めた組、x=6、y=10 を y=60x に入れると、y=606=10。合っている。
    この仕事を 10 日で終えるには、6 人ですればよい。
    答え 6 人

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

仕事全体の量は変わらず、1人が1日にする量も同じなので、人数×日数 はいつも同じ数になる。人数が2倍になると日数は 1/2 倍になるから、日数は人数に反比例する。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:y=15/4 x とおいて x=8/3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?人数と日数を、比例だと思ってしまう。

どう確かめる?人数が多いほど、早く終わる。8/3 人では人数にならないし、4 人よりへるのもおかしい。

気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。

聞かれていることとのずれつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:答え 60 人 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?a=60 を求めたところで、答えにしてしまう。

どう確かめる?a=60 は仕事全体の量(1人が1日にする量の何日分か)。y=60x に y=10 を入れて人数を求める。

気づくコツ:最後に問題文をもう一度読んで、聞かれている量(x か y か、何の量か)で答えよう。

↑ 問題と答えの欄にもどる

よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • x が2倍・3倍になると y も2倍・3倍になるのが比例、1/2倍・1/3倍になるのが反比例。

    ためしに1問:y が x に比例し、x=2 のとき y=10 です。x=6 のとき y は?

    答えを見る

    x が3倍だから y も3倍で 30。

    小6「比例と反比例」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(イ)/C(1) イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。