反比例の場面 002

反比例の場面 002 ★☆☆

家から駅まで、分速 60 m で歩くと 15 分かかります。かかる時間は速さに反比例します。同じ道を分速 90 m で進むと、何分かかりますか。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

進む速さとかかる時間分速 60 m のとき 15 分。分速 90 m のときの時間は「?」。分速(m)6090時間(分)15?

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

進む速さを分速 x m、かかる時間を y 分とする。

かかる時間は速さに反比例するから、y=ax とおく(問題文)。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=60 のとき y=15 だから、y=ax に代入すると、

15=a60

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

両辺に 60 をかけると、a=15×60=900

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=900 を y=ax に戻すと、

y=900x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

聞かれているのは、分速 90 m で進むときの時間だから、x=90 を代入する。

y=900x に x=90 を代入すると、

y=90090=10

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=60、y=15 を y=900x に入れると、y=90060=15。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

分速 90 m で 10 分進むと 90×10=900 m。分速 60 m で 15 分の 60×15=900 m と同じ道のりになっている。速く進むとかかる時間は短くなるので、15 分より短い 10 分は、大きさも合っている。

✏ 答案に書く

分速 90 m で進むと、10 分かかる。

答え 10 分

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おく進む速さを分速 x m、かかる時間を y 分とする。
    かかる時間は速さに反比例するから、y=ax とおく(問題文)。
  2. 入れるx=60 のとき y=15 だから、y=ax に代入すると、
    15=a60
  3. 求める両辺に 60 をかけると、a=15×60=900
  4. 式にするa=900 を y=ax に戻すと、
    y=900x
  5. 使う聞かれているのは、分速 90 m で進むときの時間だから、x=90 を代入する。
    y=900x に x=90 を代入すると、
    y=90090=10
  6. 確かめるはじめの組、x=60、y=15 を y=900x に入れると、y=90060=15。合っている。
    分速 90 m で進むと、10 分かかる。
    答え 10 分

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その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「かかる時間は速さに反比例します」と書いてあるから。道のりが同じなので、速さ×時間 はいつも同じ数(道のり)になる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:y=1/4 x とおいて y=22.5 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?速さと時間を、比例だと思ってしまう。

どう確かめる?速く進むほど、かかる時間は短くなる。22.5 分は 15 分より長くておかしい。

気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。

聞かれていることとのずれつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:答え 900 分 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?a=900 を求めたところで、答えにしてしまう。

どう確かめる?a=900 は家から駅までの道のり(m)。y=900x に x=90 を入れて時間を求める。

気づくコツ:最後に問題文をもう一度読んで、聞かれている量(x か y か、何の量か)で答えよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • x が2倍・3倍になると y も2倍・3倍になるのが比例、1/2倍・1/3倍になるのが反比例。

    ためしに1問:y が x に比例し、x=2 のとき y=10 です。x=6 のとき y は?

    答えを見る

    x が3倍だから y も3倍で 30。

    小6「比例と反比例」を確かめる
  • 道のり=速さ×時間。道のりが同じなら、速さと時間は反比例する。

    ためしに1問:120 km を時速 40 km で進むと、何時間かかる?

    答えを見る

    120÷40=3 で、3時間。

    小6「速さ」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(イ)/C(1) イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。