中2 / 割合と、答えの吟味 / 03

増減前を基準にする

昨年のA班とB班は合わせて200人でした。今年はA班が10%増え、B班が10%減り、合計204人になりました。昨年の各班の人数を求めなさい。

紙と鉛筆で、式や理由を書いてから確かめよう。

答え合わせで使う文字:昨年のA班を x 人、B班を y 人とする。

ヒントを1つ見る

何を x、何を y とする? 単位も書いて、問題文から別々の2つの条件を見つけよう。

解き方を少しずつ開こう

必要な段階だけ開けるよ。答えを見る前に、次の操作を予想してみよう。

1. 図:分かる量を整理する
班昨年今年
Ax 人1.10x 人
By 人0.90y 人
合計200人204人
2. おく:文字の意味を決める

昨年のA班を x 人、B班を y 人とする。

3. 表す:量を式にする

同じ種類の量と単位をそろえよう。表の各項が何を表しているか、言葉にしてね。

班昨年今年
Ax 人1.10x 人
By 人0.90y 人
合計200人204人
4. つなぐ:2つの等号の理由

① 昨年の合計が200人だから。

② 今年は各班の昨年の人数を基準に増減し、合計204人だから。

x+y=200 …①

1110x+910y=204 …②

5. 解く:文字を1つ減らす
  1. ②の両辺を10倍:11x+9y=2040
  2. y の係数をそろえる。整理した①の両辺を 9 倍、②の両辺を 1 倍する。
  3. ③ 9x+9y=1800
  4. ④ 11x+9y=2040
  5. ③から④を引く。左辺どうし、右辺どうしを計算する:(9x+9y)-(11x+9y)=1800-(2040)
  6. y が消えて、-2x=-240。
  7. 両辺を -2 で割る:x=120
  8. 整理した①に戻す:(1)×(120)+(1)y=200
  9. y=80 より、y=80。
6. 確かめる:元の2式に代入する
  1. 1本目:(1)×(120)+(1)×(80)=200。右辺の200と等しい。
  2. 2本目:(1110)×(120)+(910)×(80)=204。右辺の204と等しい。

片方だけでなく、同じ組が両方を満たすことが必要だよ。

7. 解けた:問いに答える

x=120、y=80

昨年はA班120人、B班80人。今年は132人と72人で、合計204人。

どう考えた?

2つの「=」は、それぞれ何の量が等しいことを表しているかな?

どの量を1とした割合かを決めると、百分率を量の式に変えられるよ。

答えだけでなく、理由も説明できたか振り返ろう。

・まだ

つまずいたら

10%増は1.10倍、10%減は0.90倍。増えた人数だけと、増えた後の人数を区別しよう。

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  1. 前に学ぶ単元1次方程式、式の計算
  2. いまの単元連立方程式(中2)
  3. 次に学ぶ単元2次方程式

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