2点から 014

2点から 014 ★★★

3点 A(-2, 1)、B(2, 3)、C(6, k) が一直線上にあるとき、k の値を求めなさい。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

2点 A、B と、C がのる線点 A(-2, 1) と B(2, 3) に印がある。点 C は、点線 x=6 の上のどこか。xyC は点線上-22468246OA(-2, 1)B(2, 3)

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

直線 AB 上の点の座標を (x, y) とする。

直線 AB は、x 座標のちがう2点を通り、y 軸に平行でないから、y=ax+b とおく。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=-2 のとき y=1 だから、1=-2a+b …①

x=2 のとき y=3 だから、3=2a+b …②

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

②-①より、2=4a

a=2÷4=12

a=1/2 を①に代入すると、1=12×(-2)+b

b=1-(-1)=2

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=1/2、b=2 を y=ax+b に戻すと、

y=12x+2

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

C は直線 AB の上にあるので、x=6 のときの y の値が k になる。

y=12x+2 に x=6 を代入すると、

y=12×6+2=5

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの1つ目の組、x=-2、y=1 を y=12x+2 に入れると、y=12×(-2)+2=1。合っている。

はじめの2つ目の組、x=2、y=3 を y=12x+2 に入れると、y=12×2+2=3。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

A から B まで、x が 4 増えると y は 2 増える。B から C まで、x がまた 4 増えると y も 2 増えて、3+2=5。一直線上なら、同じ増え方になる。

✏ 答案に書く

k の値は 5 である。

答え k=5

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おく直線 AB 上の点の座標を (x, y) とする。
    直線 AB は、x 座標のちがう2点を通り、y 軸に平行でないから、y=ax+b とおく。
  2. 入れるx=-2 のとき y=1 だから、1=-2a+b …①
    x=2 のとき y=3 だから、3=2a+b …②
  3. 求める②-①より、2=4a
    a=2÷4=12
    a=1/2 を①に代入すると、1=12×(-2)+b
    b=1-(-1)=2
  4. 式にするa=1/2、b=2 を y=ax+b に戻すと、
    y=12x+2
  5. 使うC は直線 AB の上にあるので、x=6 のときの y の値が k になる。
    y=12x+2 に x=6 を代入すると、
    y=12×6+2=5
  6. 確かめるはじめの1つ目の組、x=-2、y=1 を y=12x+2 に入れると、y=12×(-2)+2=1。合っている。
    はじめの2つ目の組、x=2、y=3 を y=12x+2 に入れると、y=12×2+2=3。合っている。
    k の値は 5 である。
    答え k=5

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

3点が一直線上にあるので、C は直線 AB の上の点になるから。直線 AB は x 座標のちがう2点を通るので y 軸に平行でなく、y=ax+b の形の式で表せる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

a を求める計算のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:4a=2 から a=4/2=2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?係数と右辺のどちらでわるかを、取りちがえてしまう。

どう確かめる?4a=2 の両辺を 4 でわる。2÷4=12。A から B まで x が 4 増えて y が 2 増えるので、x が 1 増えると y は 1/2 増える。

気づくコツ:求めた a を、はじめの組に戻して成り立つか確かめよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:1=-1+b から b=0 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?数を右辺に移すとき、符号を変えるのを忘れてしまう。

どう確かめる?b=1-(-1)=2。y=(1/2)x に x=-2 を入れると y=12×(-2)=-1 で、1 と合わない。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 2つの式をひいたり(加減法)、一方を他方に代入したり(代入法)して、文字を1つ消して解く。

    ためしに1問:7=2a+b、1=-a+b を解くと?

    答えを見る

    ひくと 6=3a で a=2、b=3

    中2「連立方程式」を確かめる
  • 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。

    ためしに1問:-2-(-7) は?

    答えを見る

    5

    中1「正負の数」を確かめる
  • 点の位置は (x 座標, y 座標) で表す。y 軸上の点は x 座標が 0。

    ためしに1問:原点から左へ2、上へ5 の点の座標は?

    答えを見る

    (-2, 5)

    中1「座標とグラフ」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。