傾きと1点から 007

傾きと1点から 007 ★★☆

y は x の1次関数で、x の値が 3 増加すると、y の値は 6 増加します。また、x=-2 のとき y=1 です。y=11 となるときの x の値を求めなさい。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

わかっている組と、求める xx=-2 のとき y=1。y=11 になるときの x は「?」。x が 3 増えると y は 6 増える。x-2?y111

x が 3 増えると y は 6 増える。y=11 になるのは、x がいくつのときかな?

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x が 3 増えると y は 6 増える。変化の割合は 63=2 だから、a=2。y=2x+b に x=-2、y=1 を代入すると、

1=2×(-2)+b

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

1=-4+b

b=1-(-4)=5

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=2、b=5 を y=ax+b に戻すと、

y=2x+5

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

y=11 になるときの x を聞かれているから、y=11 を代入する。

y=2x+5 に y=11 を代入すると、

11=2x+5

2x=11-5=6

x=6÷2=3

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=-2、y=1 を y=2x+5 に入れると、y=2×(-2)+5=1。合っている。

求めた組、x=3、y=11 を y=2x+5 に入れると、y=2×3+5=11。合っている。

✏ 答案に書く

y=11 となるのは、x=3 のときである。

答え x=3

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。
  2. 入れるx が 3 増えると y は 6 増える。変化の割合は 63=2 だから、a=2。y=2x+b に x=-2、y=1 を代入すると、
    1=2×(-2)+b
  3. 求める1=-4+b
    b=1-(-4)=5
  4. 式にするa=2、b=5 を y=ax+b に戻すと、
    y=2x+5
  5. 使うy=11 になるときの x を聞かれているから、y=11 を代入する。
    y=2x+5 に y=11 を代入すると、
    11=2x+5
    2x=11-5=6
    x=6÷2=3
  6. 確かめるはじめの組、x=-2、y=1 を y=2x+5 に入れると、y=2×(-2)+5=1。合っている。
    求めた組、x=3、y=11 を y=2x+5 に入れると、y=2×3+5=11。合っている。
    y=11 となるのは、x=3 のときである。
    答え x=3

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。x が 3 増えるごとに y が 6 ずつ増えるので、変化の割合は一定で 2 になる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

x と y の取りちがえつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:y=2×11+5=27 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?問題の数を、いつも x に入れてしまう。

どう確かめる?11 は y の値だから、y=2x+5 の y に 11 を入れて、11=2x+5 を解く。

気づくコツ:代入する前に「x は何の量、y は何の量」と言ってみよう。おく の1文にもどると迷わないよ。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:変化の割合=3÷6=1/2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?わる順番を、問題に数が出てきた順で決めてしまう。

どう確かめる?(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)=6÷3=2。x が 1 増えると y は 2 増える。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。

    ためしに1問:-2-(-7) は?

    答えを見る

    5

    中1「正負の数」を確かめる
  • 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。

    ためしに1問:5=3+b を解くと?

    答えを見る

    b=2

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。