傾きと1点から 002

傾きと1点から 002 ★☆☆

傾きが -2 で、点 (1, 5) を通る直線の式を求めなさい。

x² は x^2、分数は 12/x のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

点 (1, 5) と傾き -2点 (1, 5) に印がある。直線の傾きは -2。y 軸と交わる点は、まだわからない。xy傾き -2-224246O(1, 5)

点 (1, 5) を通って、右へ 1 進むと下へ 2 進む直線だよ。y 軸と交わる点(切片)は、まだわからない。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

直線上の点の座標を (x, y) とする。

傾きが -2 の直線は、1次関数のグラフだから、y=ax+b とおく。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

傾きが -2 だから、a=-2。y=-2x+b に x=1、y=5 を代入すると、

5=(-2)×1+b

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

5=-2+b

b=5-(-2)=7

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-2、b=7 を y=ax+b に戻すと、

y=-2x+7

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

求める式は y=-2x+7。

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=1、y=5 を y=-2x+7 に入れると、y=-2×1+7=5。合っている。

✏ 答案に書く

直線の式は y=-2x+7 である。

答え y=-2x+7

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おく直線上の点の座標を (x, y) とする。
    傾きが -2 の直線は、1次関数のグラフだから、y=ax+b とおく。
  2. 入れる傾きが -2 だから、a=-2。y=-2x+b に x=1、y=5 を代入すると、
    5=(-2)×1+b
  3. 求める5=-2+b
    b=5-(-2)=7
  4. 式にするa=-2、b=7 を y=ax+b に戻すと、
    y=-2x+7
  5. 使う求める式は y=-2x+7。
  6. 確かめるはじめの組、x=1、y=5 を y=-2x+7 に入れると、y=-2×1+7=5。合っている。
    直線の式は y=-2x+7 である。
    答え y=-2x+7

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

求めるのが傾き -2 の直線だから。傾きが 0 でない直線は1次関数のグラフで、y=ax+b と表せる。a が傾き、b が切片になる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:5=-2+b から b=3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?数を右辺に移すとき、符号を変えるのを忘れてしまう。

どう確かめる?b=5-(-2)=7。y=-2x+3 に x=1 を入れると y=-2×1+3=1 で、点 (1, 5) を通らない。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:y=2x+3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?傾き -2 のマイナスを読み落とす。

どう確かめる?y=2x+3 も点 (1, 5) を通るが、傾きは 2 で右上がり。問題の直線は傾き -2 で右下がりだから、x の係数は -2。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。

    ためしに1問:-2-(-7) は?

    答えを見る

    5

    中1「正負の数」を確かめる
  • 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。

    ためしに1問:5=3+b を解くと?

    答えを見る

    b=2

    中1「1次方程式」を確かめる
  • 点の位置は (x 座標, y 座標) で表す。y 軸上の点は x 座標が 0。

    ためしに1問:原点から左へ2、上へ5 の点の座標は?

    答えを見る

    (-2, 5)

    中1「座標とグラフ」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。