傾きと1点から 001

傾きと1点から 001 ★☆☆

y は x の1次関数で、変化の割合は 3 です。また、x=2 のとき y=4 です。この1次関数の式を求めなさい。

x² は x^2、分数は 12/x のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

わかっている組と、x=0 のときの yx=2 のとき y=4。x=0 のときの y は「?」。変化の割合は 3。x02y?4

変化の割合 3 は「x が 1 増えると y が 3 増える」ということ。x=0 のときの y(切片)が、まだわからないね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

変化の割合が 3 だから、a=3。y=3x+b に x=2、y=4 を代入すると、

4=3×2+b

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

4=6+b

b=4-6=-2

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=3、b=-2 を y=ax+b に戻すと、

y=3x-2

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

求める式は y=3x-2。

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=2、y=4 を y=3x-2 に入れると、y=3×2-2=4。合っている。

✏ 答案に書く

1次関数の式は y=3x-2 である。

答え y=3x-2

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。
  2. 入れる変化の割合が 3 だから、a=3。y=3x+b に x=2、y=4 を代入すると、
    4=3×2+b
  3. 求める4=6+b
    b=4-6=-2
  4. 式にするa=3、b=-2 を y=ax+b に戻すと、
    y=3x-2
  5. 使う求める式は y=3x-2。
  6. 確かめるはじめの組、x=2、y=4 を y=3x-2 に入れると、y=3×2-2=4。合っている。
    1次関数の式は y=3x-2 である。
    答え y=3x-2

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。1次関数は y=ax+b と表せて、変化の割合がそのまま a になる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

a を求める計算のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:y=3x+4 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?問題にある y=4 を、切片 b だと思ってしまう。

どう確かめる?b は x=0 のときの y の値。y=3x+4 に x=2 を入れると y=3×2+4=10 になり、はじめの組 y=4 と合わない。

気づくコツ:求めた a を、はじめの組に戻して成り立つか確かめよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:4=6+b から b=2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?数を右辺に移すとき、符号を変えるのを忘れてしまう。

どう確かめる?b=4-6=-2。b=2 だと、x=2 のとき y=3×2+2=8 になり、4 と合わない。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

↑ 問題と答えの欄にもどる

よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。

    ためしに1問:-2-(-7) は?

    答えを見る

    5

    中1「正負の数」を確かめる
  • 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。

    ためしに1問:5=3+b を解くと?

    答えを見る

    b=2

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。