変化の割合 006

変化の割合 006 ★★☆

y は x の1次関数で、そのグラフの切片は -2 です。また、グラフは点 (4, 4) を通ります。x の値が -2 から 6 まで増加するときの変化の割合を求めなさい。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

わかっている組と、調べる xx=0 のとき y=-2(切片)、x=4 のとき y=4。x=-2 と x=6 のときの y は「?」。x-2046y?-24?

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

グラフの切片が -2 だから、b=-2。y=ax-2 に x=4、y=4 を代入すると、

4=a×4-2

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

4a=4-(-2)=6

a=6÷4=32

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=3/2、b=-2 を y=ax+b に戻すと、

y=32x-2

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

式ができたので、x=-2 と x=6 のときの y を求めて、変化の割合を計算する。

x=-2 のとき y=-5、x=6 のとき y=7。

(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)だから、

7-(-5)6-(-2)=128=32

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=4、y=4 を y=32x-2 に入れると、y=32×4-2=4。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

x が 0 から 4 まで増加するときの変化の割合も、(4-(-2))÷4=3/2。どこで調べても、変化の割合は a の 3/2 になる。

✏ 答案に書く

x の値が -2 から 6 まで増加するときの変化の割合は 32 である。

答え 32

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。
  2. 入れるグラフの切片が -2 だから、b=-2。y=ax-2 に x=4、y=4 を代入すると、
    4=a×4-2
  3. 求める4a=4-(-2)=6
    a=6÷4=32
  4. 式にするa=3/2、b=-2 を y=ax+b に戻すと、
    y=32x-2
  5. 使う式ができたので、x=-2 と x=6 のときの y を求めて、変化の割合を計算する。
    x=-2 のとき y=-5、x=6 のとき y=7。
    (変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)だから、
    7-(-5)6-(-2)=128=32
  6. 確かめるはじめの組、x=4、y=4 を y=32x-2 に入れると、y=32×4-2=4。合っている。
    x の値が -2 から 6 まで増加するときの変化の割合は 32 である。
    答え 32

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。1次関数のグラフの切片は b になり、もう1組の x・y で a が決まる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:変化の割合=8÷12=2/3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?わる順番を逆にしてしまう。

どう確かめる?(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)=128=32。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:変化の割合=12 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?y の増加量を、そのまま変化の割合にしてしまう。

どう確かめる?x は -2 から 6 まで 8 増えている。128=32。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:4-(-2)=2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?負の数をひくとき、符号を変えずに計算してしまう。

どう確かめる?負の数をひくのは、正の数をたすのと同じ。4-(-2)=6 だから 4a=6 で、a=3/2。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。