変化の割合 007
y は x の1次関数で、x=-1 のとき y=7、x=3 のとき y=-5 です。x の値が -3 から 2 まで増加するときの y の増加量を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。
x=-3 から x=2 まで、x はいくつ増えるかな? まず、2組から式を求めよう。
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:x が1増えるごとに、y はいつも同じだけ変わっているかな? 変わる量が一定(0 ではない同じ量)なら1次関数だよ。
- ヒント2/3:x=0 のときの y(はじめの量)が 0 でなければ、y=ax+b の b がある形だよ。
✏ 答案に書く
x と y は、問題文のとおりとする。
y は x の1次関数であるから、y=
解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
x=-1 のとき y=7 だから、7=
x=3 のとき y=-5 だから、-5=
4. 求める
おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。
✏ 答案に書く
②-①より、-12=
a=
a=-3 を①に代入すると、7=
b=
5. 式にする
求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。
✏ 答案に書く
a=-3、b=4 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
変化の割合は -3、x の増加量は 2-(-3)=5 だから、y の増加量は、
(-3)×5=
式で確かめると、x=-3 のとき y=
7. 確かめる
はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
はじめの1つ目の組、x=-1、y=7 を y=
はじめの2つ目の組、x=3、y=-5 を y=
✏ 答案に書く
x の値が -3 から 2 まで増加するときの y の増加量は -15 である。
答え -15
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくx と y は、問題文のとおりとする。
y は x の1次関数であるから、y=ax+ とおく(問題文)。b - 入れるx=-1 のとき y=7 だから、7=
-a+ …①b
x=3 のとき y=-5 だから、-5=3a+ …②b - 求める②-①より、-12=
4a
a=-12÷4= -3
a=-3 を①に代入すると、7=(-3)×(-1)+ b
b=7- 3= 4 - 式にするa=-3、b=4 を y=
ax+ に戻すと、b
y=-3x+ 4 - 使う変化の割合は -3、x の増加量は 2-(-3)=5 だから、y の増加量は、
(-3)×5=-15
式で確かめると、x=-3 のとき y=-3×(-3)+ 、x=2 のとき y=4= 13 -3×2+ で、y の増加量は -2-4= -2 13= 。-15 - 確かめるはじめの1つ目の組、x=-1、y=7 を y=
-3x+ に入れると、y=4 -3×(-1)+ 。合っている。4= 7
はじめの2つ目の組、x=3、y=-5 を y=-3x+ に入れると、y=4 -3×3+ 。合っている。4= -5
x の値が -3 から 2 まで増加するときの y の増加量は -15 である。
答え -15
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。1次関数では変化の割合がいつも同じなので、(y の増加量)=(変化の割合)×(x の増加量)で求められる。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」
Aさんはこう書きました:y の増加量=-3 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?変化の割合と y の増加量を、同じものだと思ってしまう。
どう確かめる?変化の割合 -3 は、x が 1 増えるときの y の増加量。x が 5 増えるなら、その 5 倍になる。
気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:y の増加量=3×5=15 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?変化の割合の符号を落としてしまう。
どう確かめる?x=-1 のとき 7、x=3 のとき -5 で、y はへっている。変化の割合は負の数で、(-3)×5=
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:x の増加量=2-3=-1 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?(-3) のマイナスを読み落として、ひき算してしまう。
どう確かめる?x の増加量は「あと-まえ」で 2-
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 2つの式をひいたり(加減法)、一方を他方に代入したり(代入法)して、文字を1つ消して解く。
中2「連立方程式」を確かめる
ためしに1問:7=2a+b、1=-a+b を解くと?
答えを見る
ひくと 6=3a で a=2、b=3
- 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:-2-(-7) は?
答えを見る
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