変化の割合 005

変化の割合 005 ★★☆

y は x の1次関数で、x の値が -2 から 4 まで増加すると、y の値は 5 から -4 まで減少します。x の値が 2 増加するときの y の増加量を求めなさい。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

わかっている2つの組と増え方x が -2 から 4 まで 6 増えると、y は 5 から -4 まで 9 へる。x-24y5-4+6-9

x が 6 増えると y は 9 へる。x が 2 増えるときの y の増加量が「?」だね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x が -2 から 4 まで 6 増えると、y は 5 から -4 まで 9 へる。

1次関数では、変化の割合が a になる。(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)に入れると、

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

a=-96=-32

y=-32x+b に x=-2、y=5 を代入すると、5=(-32)×(-2)+b

b=5-3=2

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-3/2、b=2 を y=ax+b に戻すと、

y=-32x+2

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

変化の割合は -32 だから、x が 2 増加するときの y の増加量は、

-32×2=-3

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの1つ目の組、x=-2、y=5 を y=-32x+2 に入れると、y=-32×(-2)+2=5。合っている。

はじめの2つ目の組、x=4、y=-4 を y=-32x+2 に入れると、y=-32×4+2=-4。合っている。

✏ 答案に書く

x の値が 2 増加するときの y の増加量は -3 である。

答え -3

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。
  2. 入れるx が -2 から 4 まで 6 増えると、y は 5 から -4 まで 9 へる。
    1次関数では、変化の割合が a になる。(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)に入れると、
  3. 求めるa=-96=-32
    y=-32x+b に x=-2、y=5 を代入すると、5=(-32)×(-2)+b
    b=5-3=2
  4. 式にするa=-3/2、b=2 を y=ax+b に戻すと、
    y=-32x+2
  5. 使う変化の割合は -32 だから、x が 2 増加するときの y の増加量は、
    -32×2=-3
  6. 確かめるはじめの1つ目の組、x=-2、y=5 を y=-32x+2 に入れると、y=-32×(-2)+2=5。合っている。
    はじめの2つ目の組、x=4、y=-4 を y=-32x+2 に入れると、y=-32×4+2=-4。合っている。
    x の値が 2 増加するときの y の増加量は -3 である。
    答え -3

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。1次関数では変化の割合がいつも同じなので、x が 2 増えるときの y の増加量も、変化の割合から求められる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:y の増加量=(3/2)×2=3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?変化の割合の符号を落としてしまう。

どう確かめる?y は 5 から -4 にへっているので、変化の割合は負の数。-32×2=-3。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

聞かれていることとのずれつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:y の増加量=-9 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?問題文に出てきた増加量を、そのまま答えてしまう。

どう確かめる?-9 は x が 6 増えるときの y の増加量。聞かれているのは x が 2 増えるとき。

気づくコツ:最後に問題文をもう一度読んで、聞かれている量(x か y か、何の量か)で答えよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:変化の割合=6÷(-9)=-2/3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?わる順番を逆にしてしまう。

どう確かめる?(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)=-96=-32。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。