2直線の交点 001

2直線の交点 001 ★☆☆

2直線 ℓ:y=3x-1、m:y=-x+11 の交点の座標を求めなさい。

まず、答えを入れてみよう:座標

(,)

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

2直線 ℓ と m右上がりの直線 ℓ と、右下がりの直線 m が1点で交わっている。交点は「?」。xyℓm交点は?-112345-224681012O

交点は、ℓ の上にも m の上にもある点だよ。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

ℓ の式は y=3x-1 で、y が x の1次式で表されているから、y=ax+b とおく。

m の式は y=-x+11 で、y が x の1次式で表されているから、y=cx+d とおく。

解説:a・b・c・d は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

ℓ:

ℓ の式 y=3x-1 と y=ax+b を比べると、b は -1。

a は x の係数の 3。

m:

m の式 y=-x+11 と y=cx+d を比べると、d は 11。

c は x の係数の -1。

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

ℓ:

b=-1

a=3

m:

d=11

c=-1

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

ℓ:

a=3、b=-1 を y=ax+b に戻すと、

y=3x-1

m:

c=-1、d=11 を y=cx+d に戻すと、

y=-x+11

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

交点では、ℓ と m の y の値が等しい。

2つの式の y を等しいとおくと、3x-1=-x+11

4x=12

x=12÷4=3

x=3 を y=3x-1 に代入すると、y=3×3-1=8

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

交点の組、x=3、y=8 を y=-x+11 に入れると、y=-3+11=8。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

x=3、y=8 は、ℓ の式に入れても 3×3-1=8、m の式に入れても -3+11=8 で、どちらも成り立つ。だから (3, 8) は2直線の両方の上にある。

✏ 答案に書く

2直線 ℓ、m の交点の座標は (3, 8) である。

答え (3, 8)

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    ℓ の式は y=3x-1 で、y が x の1次式で表されているから、y=ax+b とおく。
    m の式は y=-x+11 で、y が x の1次式で表されているから、y=cx+d とおく。
  2. 入れるℓ:
    ℓ の式 y=3x-1 と y=ax+b を比べると、b は -1。
    a は x の係数の 3。
    m:
    m の式 y=-x+11 と y=cx+d を比べると、d は 11。
    c は x の係数の -1。
  3. 求めるℓ:
    b=-1
    a=3
    m:
    d=11
    c=-1
  4. 式にするℓ:
    a=3、b=-1 を y=ax+b に戻すと、
    y=3x-1
    m:
    c=-1、d=11 を y=cx+d に戻すと、
    y=-x+11
  5. 使う交点では、ℓ と m の y の値が等しい。
    2つの式の y を等しいとおくと、3x-1=-x+11
    4x=12
    x=12÷4=3
    x=3 を y=3x-1 に代入すると、y=3×3-1=8
  6. 確かめる交点の組、x=3、y=8 を y=-x+11 に入れると、y=-3+11=8。合っている。
    2直線 ℓ、m の交点の座標は (3, 8) である。
    答え (3, 8)

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b・y=cx+d とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

ℓ と m は、どちらも y が x の1次式で表されている直線だから、ℓ は y=ax+b、m は y=cx+d とおける。交点では、同じ x に対して2つの式の y が等しくなる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:3x+x=11-1 で 4x=10 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?-1 を右辺に移すとき、符号を変え忘れる。

どう確かめる?x=5/2 を2つの式に入れると、ℓ は y=13/2、m は y=17/2 で、y がそろわない。交点なら y は等しくなる。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

グラフ・座標の読みちがいつまずきやすい段階:「図」

Aさんはこう書きました:(8, 3) どこが違う?

なぜそう書きたくなる?求めた x と y を、座標に書く順番をまちがえる。

どう確かめる?座標は (x 座標, y 座標) の順。x=3、y=8 だから (3, 8)。

気づくコツ:座標は (x, y) の順。まず横(x)、次にたて(y)を読むよ。目もり1つ分がいくつかも確かめよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 2つの式をひいたり(加減法)、一方を他方に代入したり(代入法)して、文字を1つ消して解く。

    ためしに1問:7=2a+b、1=-a+b を解くと?

    答えを見る

    ひくと 6=3a で a=2、b=3

    中2「連立方程式」を確かめる
  • 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。

    ためしに1問:-2-(-7) は?

    答えを見る

    5

    中1「正負の数」を確かめる
  • 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。

    ためしに1問:5=3+b を解くと?

    答えを見る

    b=2

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ウ)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。