グラフから式へ 008

グラフから式へ 008 ★★☆

下の図の直線 m の式を求めなさい。

直線のグラフゆるやかな右下がりの直線 m。y 軸と点 (0, -2) で交わり、点 (3, -3) を通る。xym-4-224-4-22O

x² は x^2、分数は 12/x のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

グラフから読む点直線 m は y 軸と点 (0, -2) で交わり、点 (3, -3) を通る。xym-4-224-4-22O(0, -2)(3, -3)

m はゆるやかな右下がり。右へ 3 進むと、目もりの交わる点を通るね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

グラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。

直線 m は、y 軸と点 (0, -2) で交わる直線だから、y=ax+b とおく。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

y 軸との交点が (0, -2) で、切片はその y 座標の -2 だから、b=-2。y=ax-2 に x=3、y=-3 を代入すると、

-3=a×3-2

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

3a=-3-(-2)=-1

a=-1÷3=-13

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-1/3、b=-2 を y=ax+b に戻すと、

y=-13x-2

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

求める式は y=-13x-2。

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

グラフが通る点 (3, -3) の組、x=3、y=-3 を y=-13x-2 に入れると、y=-13×3-2=-3。合っている。

グラフが通る点 (-3, -1) の組、x=-3、y=-1 を y=-13x-2 に入れると、y=-13×(-3)-2=-1。合っている。

✏ 答案に書く

直線 m の式は y=-13x-2 である。

答え y=-13x-2

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくグラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。
    直線 m は、y 軸と点 (0, -2) で交わる直線だから、y=ax+b とおく。
  2. 入れるy 軸との交点が (0, -2) で、切片はその y 座標の -2 だから、b=-2。y=ax-2 に x=3、y=-3 を代入すると、
    -3=a×3-2
  3. 求める3a=-3-(-2)=-1
    a=-1÷3=-13
  4. 式にするa=-1/3、b=-2 を y=ax+b に戻すと、
    y=-13x-2
  5. 使う求める式は y=-13x-2。
  6. 確かめるグラフが通る点 (3, -3) の組、x=3、y=-3 を y=-13x-2 に入れると、y=-13×3-2=-3。合っている。
    グラフが通る点 (-3, -1) の組、x=-3、y=-1 を y=-13x-2 に入れると、y=-13×(-3)-2=-1。合っている。
    直線 m の式は y=-13x-2 である。
    答え y=-13x-2

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

グラフが y 軸と交わる直線だから。y 軸に平行でない直線は、y=ax+b の形の式で表せる。y 軸との交点から切片 b が、直線の傾きから a が決まる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

a を求める計算のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:3a=-1 から a=-3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?係数と右辺のどちらでわるかを、取りちがえてしまう。

どう確かめる?3a=-1 の両辺を 3 でわる。(-1)÷3=-13。m は、右へ 3 進むと下へ 1 進むゆるやかな直線。

気づくコツ:求めた a を、はじめの組に戻して成り立つか確かめよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:-3-(-2)=-5 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?負の数をひくとき、符号を変えずに計算してしまう。

どう確かめる?負の数をひくのは、正の数をたすのと同じ。-3-(-2)=-1。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。