方程式とグラフ 003

方程式とグラフ 003 ★☆☆

方程式 x+2y=8 のグラフの切片を求めなさい。

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

方程式 x+2y=8 のグラフx+2y=8 を満たす点 (2, 3)、(6, 1) を通る、ゆるやかな右下がりの直線。y 軸と交わる所は「?」。xyx+2y=8切片は?123456789-1123456O(2, 3)(6, 1)

切片は、グラフが y 軸と交わる点の y 座標だよ。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

方程式 x+2y=8 は、y について解くと、y が x の1次式で表されるから、y=ax+b とおく。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x+2y=8 の x を右辺に移項すると 2y=-x+8、両辺を 2 でわると y=-12x+4。y=ax+b と比べると、b は数の項の 4。

a は x の係数の -1/2。

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

b=4

a=-12

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-1/2、b=4 を y=ax+b に戻すと、

y=-12x+4

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

グラフの切片は、y=ax+b の b。

切片は 4。

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

x+2y=8 を満たす組、x=2、y=3 を y=-12x+4 に入れると、y=-12×2+4=3。合っている。

x+2y=8 を満たすもう1つの組、x=6、y=1 を y=-12x+4 に入れると、y=-12×6+4=1。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

x=0 をもとの方程式に入れると 2y=8 で y=4。グラフは y 軸と点 (0, 4) で交わるので、切片は 4 で合っている。

✏ 答案に書く

方程式 x+2y=8 のグラフの切片は 4 である。

答え 4

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    方程式 x+2y=8 は、y について解くと、y が x の1次式で表されるから、y=ax+b とおく。
  2. 入れるx+2y=8 の x を右辺に移項すると 2y=-x+8、両辺を 2 でわると y=-12x+4。y=ax+b と比べると、b は数の項の 4。
    a は x の係数の -1/2。
  3. 求めるb=4
    a=-12
  4. 式にするa=-1/2、b=4 を y=ax+b に戻すと、
    y=-12x+4
  5. 使うグラフの切片は、y=ax+b の b。
    切片は 4。
  6. 確かめるx+2y=8 を満たす組、x=2、y=3 を y=-12x+4 に入れると、y=-12×2+4=3。合っている。
    x+2y=8 を満たすもう1つの組、x=6、y=1 を y=-12x+4 に入れると、y=-12×6+4=1。合っている。
    方程式 x+2y=8 のグラフの切片は 4 である。
    答え 4

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

x+2y=8 を y について解くと y=-(1/2)x+4 となり、y が x の1次式で表されるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

a を求める計算のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:y=-x+8(切片は 8) どこが違う?

なぜそう書きたくなる?移項したあと、y の係数 2 でわるのを忘れてしまう。

どう確かめる?x=0 を x+2y=8 に入れると 2y=8 で y=4。切片は x=0 のときの y の値だから 4。

気づくコツ:求めた a を、はじめの組に戻して成り立つか確かめよう。

グラフ・座標の読みちがいつまずきやすい段階:「図」

Aさんはこう書きました:切片は -1/2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?x の係数(傾き)と、数の項(切片)を取りちがえる。

どう確かめる?切片は y=ax+b の b。y=-(1/2)x+4 の b は 4。

気づくコツ:座標は (x, y) の順。まず横(x)、次にたて(y)を読むよ。目もり1つ分がいくつかも確かめよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 等式を「y=…」の形に変形する(y について解く)には、y 以外の項を移項し、y の係数でわる。

    ためしに1問:x+y=7 を y について解くと?

    答えを見る

    y=-x+7

    中2「式の変形」を確かめる
  • 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。

    ためしに1問:-2-(-7) は?

    答えを見る

    5

    中1「正負の数」を確かめる
  • 分数のわり算は、わる数の逆数をかける。小数は分数になおすと計算しやすいことがある。

    ためしに1問:4÷(2/3) は?

    答えを見る

    4×3/2=6

    小6・中1「分数・小数の計算」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ウ)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。