変域 009

変域 009 ★★★

y は x に反比例し、x=-4 のとき y=-6 です。x の変域が -12<x≦-3 のとき、y の変域を求めなさい。

まず、答えを入れてみよう:y の変域

y

≦ はその数をふくむ、< はふくまない。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

わかっている組と、変域の両はしx=-4 のとき y=-6。変域の両はしの x=-12(ふくまない)と x=-3(ふくむ)のときの y は「?」。x-12-4-3y?-6?

x=-12 はふくまれない(<)。x が負の数の範囲だけを考えるよ。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x に反比例するから、y=ax とおく(問題文)。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=-4 のとき y=-6 だから、y=ax に代入すると、

-6=a(-4)

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

両辺に -4 をかけると、a=-6×(-4)=24

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=24 を y=ax に戻すと、

y=24x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

x=-12 のとき y=-2、x=-3 のとき y=-8。

この変域では、x が増えると y はいつもへるので、両はしの y の値の間になる。

x=-12 は変域にふくまれないので、y は -2 にはならない(< を使う)。

y の変域は、-8≦y<-2

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=-4、y=-6 を y=24x に入れると、y=24(-4)=-6。合っている。

✏ 答案に書く

y の変域は -8≦y<-2 である。

答え -8≦y<-2

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x に反比例するから、y=ax とおく(問題文)。
  2. 入れるx=-4 のとき y=-6 だから、y=ax に代入すると、
    -6=a(-4)
  3. 求める両辺に -4 をかけると、a=-6×(-4)=24
  4. 式にするa=24 を y=ax に戻すと、
    y=24x
  5. 使うx=-12 のとき y=-2、x=-3 のとき y=-8。
    この変域では、x が増えると y はいつもへるので、両はしの y の値の間になる。
    x=-12 は変域にふくまれないので、y は -2 にはならない(< を使う)。
    y の変域は、-8≦y<-2
  6. 確かめるはじめの組、x=-4、y=-6 を y=24x に入れると、y=24(-4)=-6。合っている。
    y の変域は -8≦y<-2 である。
    答え -8≦y<-2

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x に反比例し」と書いてあるから、y=a/x とおける。a>0 の反比例では、x<0 の範囲で x が増えると y はいつも減るので、y のいちばん大きい値・小さい値は、x の変域の両はしで決まる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

変域のまちがいつまずきやすい段階:「使う」

Aさんはこう書きました:-2<y≦-8 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?負の数の大小を数字の大きさだけで比べ、≦・<も x の変域の位置のまま写してしまう。

どう確かめる?-8 は -2 より小さいので、-8 が左。ふくまれないのは x=-12 のときの y=-2 だから、-2 の側が < になって -8≦y<-2。

気づくコツ:両はしの値だけでなく、途中でいちばん大きく・小さくなる所がないか、グラフで確かめよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:a=(-4)×(-6)=-24 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?負の数どうしのかけ算で、答えもマイナスにしたくなる。

どう確かめる?負の数×負の数は正の数だから a=24。y=-24/x に x=-4 を入れると 6 になり、-6 と合わない。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

形の取りちがえつまずきやすい段階:「おく」

Aさんはこう書きました:y=(3/2)x とおく どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「比例」と「反比例」を読みちがえる。

どう確かめる?問題文は「反比例」。x×y が一定で、a=(-4)×(-6)=24 になる。

気づくコツ:表で x を2倍・3倍したとき y がどうなるか、x=0 のとき y はいくつかを見ると、どの形でおけるかがわかるよ。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 負の数のかけ算・わり算は、符号を先に決める(負の数が奇数個なら -、偶数個なら +)。

    ためしに1問:(-2)×(-6) は?

    答えを見る

    12

    中1「正負の数」を確かめる
  • ≦ は「以上・以下(その数もふくむ)」、< は「未満・より大きい(その数はふくまない)」。

    ためしに1問:「x は -1 以上 3 未満」を不等号で表すと?

    答えを見る

    -1≦x<3

    中1「不等号の使い方」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。