変域 008
y は x に比例し、x=2 のとき y=-3 です。x の変域が -4≦x<6 のとき、y の変域を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?
x=6 は変域にふくまれない(<)。x=6 のときの y は、y の変域の、どちらのはしになるかな?
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:問題文に「比例」「反比例」の言葉はあるかな? 表があれば、x が2倍になると y はどうなるかを見よう。
- ヒント2/3:x×y が一定なら反比例、y÷x が一定なら比例だよ。
✏ 答案に書く
x と y は、問題文のとおりとする。
y は x に比例するから、y=
解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
x=2 のとき y=-3 だから、y=
-3=
4. 求める
比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。
✏ 答案に書く
2a=
a=
5. 式にする
求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。
✏ 答案に書く
a=-3/2 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
x=-4 のとき y=6、x=6 のとき y=-9。
この変域では、x が増えると y はいつもへるので、両はしの y の値の間になる。
x=6 は変域にふくまれないので、y は -9 にはならない(< を使う)。
y の変域は、-9<
7. 確かめる
ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
はじめの組、x=2、y=-3 を y=
✏ 答案に書く
y の変域は -9<y≦6 である。
答え -9<y≦6
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくx と y は、問題文のとおりとする。
y は x に比例するから、y=ax とおく(問題文)。 - 入れるx=2 のとき y=-3 だから、y=
ax に代入すると、
-3=a×2 - 求める2a=
-3
a=-3÷2= -32 - 式にするa=-3/2 を y=
ax に戻すと、
y=-32x - 使うx=-4 のとき y=6、x=6 のとき y=-9。
この変域では、x が増えると y はいつもへるので、両はしの y の値の間になる。
x=6 は変域にふくまれないので、y は -9 にはならない(< を使う)。
y の変域は、-9<y≦ 6 - 確かめるはじめの組、x=2、y=-3 を y=
-32x に入れると、y=-32×2= 。合っている。-3
y の変域は -9<y≦6 である。
答え -9<y≦6
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
問題文に「y は x に比例し」と書いてあるから、y=ax とおける。a<0 なので、x の変域の右はし(ふくまない)が、y の変域の左はし(ふくまない)になる。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
変域のまちがいつまずきやすい段階:「使う」
Aさんはこう書きました:6≦y<-9 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?x の変域の順番のまま、y の値を書いてしまう。
どう確かめる?a<0 の比例では、x が増えると y はへる。y は -9 が小さい方、6 が大きい方。
気づくコツ:両はしの値だけでなく、途中でいちばん大きく・小さくなる所がないか、グラフで確かめよう。
変域のまちがいつまずきやすい段階:「使う」
Aさんはこう書きました:-9≦y<6 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?x の変域の「≦・<」の位置を、そのまま y の変域に写してしまう。
どう確かめる?ふくまれないのは x=6 のときの y=-9。だから -9 の側が < になり、-9<y≦6。
気づくコツ:両はしの値だけでなく、途中でいちばん大きく・小さくなる所がないか、グラフで確かめよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:a=-3÷2=3/2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?負の数のわり算で、符号を落としてしまう。
どう確かめる?負の数÷正の数は負の数だから a=-3/2。y=(3/2)x に x=2 を入れると 3 になり、-3 と合わない。
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 負の数のかけ算・わり算は、符号を先に決める(負の数が奇数個なら -、偶数個なら +)。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:(-2)×(-6) は?
答えを見る
12
- ≦ は「以上・以下(その数もふくむ)」、< は「未満・より大きい(その数はふくまない)」。
中1「不等号の使い方」を確かめる
ためしに1問:「x は -1 以上 3 未満」を不等号で表すと?
答えを見る
-1≦x<3