変域 004

変域 004 ★☆☆

あるエアコンを 2 時間使うと、電気代は 54 円でした。電気代は使った時間に比例するものとします。1日にこのエアコンを使う時間を 0 時間以上 8 時間以下とするとき、1日の電気代の変域を求めなさい。

まず、答えを入れてみよう:電気代 y の変域

y

≦ はその数をふくむ、< はふくまない。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

エアコンを使う時間と電気代2 時間で 54 円。0 時間と 8 時間のときの電気代は「?」。使う時間(時間)028電気代(円)?54?

使う時間を決めると、電気代がただ1つに決まる。変域の両はしは 0 時間と 8 時間だね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

エアコンを使う時間を x 時間、電気代を y 円とする。

電気代は使った時間に比例するから、y=ax とおく(問題文)。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=2 のとき y=54 だから、y=ax に代入すると、

54=a×2

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

2a=54

a=54÷2=27

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=27 を y=ax に戻すと、

y=27x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

x=0 のとき y=0、x=8 のとき y=216。

この変域では、x が増えると y はいつも増えるので、両はしの y の値の間になる。

y の変域は、0≦y≦216

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=2、y=54 を y=27x に入れると、y=27×2=54。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

1 時間あたり 27 円だから、8 時間では 27×8=216 円。使わなければ 0 円。どちらも場面に合っている。

✏ 答案に書く

1日の電気代 y 円の変域は 0≦y≦216 である。

答え 0≦y≦216

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくエアコンを使う時間を x 時間、電気代を y 円とする。
    電気代は使った時間に比例するから、y=ax とおく(問題文)。
  2. 入れるx=2 のとき y=54 だから、y=ax に代入すると、
    54=a×2
  3. 求める2a=54
    a=54÷2=27
  4. 式にするa=27 を y=ax に戻すと、
    y=27x
  5. 使うx=0 のとき y=0、x=8 のとき y=216。
    この変域では、x が増えると y はいつも増えるので、両はしの y の値の間になる。
    y の変域は、0≦y≦216
  6. 確かめるはじめの組、x=2、y=54 を y=27x に入れると、y=27×2=54。合っている。
    1日の電気代 y 円の変域は 0≦y≦216 である。
    答え 0≦y≦216

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「電気代は使った時間に比例する」とあるから、y=ax とおける。a は 1 時間あたりの電気代になる。実際の電気代は使い方で少し変わるが、ここでは比例すると考える。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

聞かれていることとのずれつまずきやすい段階:「確かめる」

Aさんはこう書きました:0≦y≦8 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?x の変域と y の変域を取りちがえてしまう。

どう確かめる?8 は使う時間(x)。電気代 y は、x=8 のとき 27×8=216。

気づくコツ:最後に問題文をもう一度読んで、聞かれている量(x か y か、何の量か)で答えよう。

単位・量の読みちがいつまずきやすい段階:「図」

Aさんはこう書きました:a=2÷54=1/27 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?わり算の順番を、数の大きさで決めてしまう。

どう確かめる?a は 1 時間あたりの電気代で、54÷2=27 円。2 時間で 54 円なのに、1 時間で 1/27 円になるのはおかしい。

気づくコツ:分と時間、cm と m のように、単位がそろっているか確かめてから式にしよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 「1 m あたりの重さ」「1分あたりの量」は、全体の量 ÷ いくつ分 で求める。

    ためしに1問:5 m で 30 g の針金。1 m あたりの重さは?

    答えを見る

    30÷5=6 で、6 g。

    小5「単位量あたりの大きさ」を確かめる
  • ≦ は「以上・以下(その数もふくむ)」、< は「未満・より大きい(その数はふくまない)」。

    ためしに1問:「x は -1 以上 3 未満」を不等号で表すと?

    答えを見る

    -1≦x<3

    中1「不等号の使い方」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。