数・整数の文章題 010

数・整数 010 ★★☆ 発展

ある数に12を加えて3でわった数は、ある数から8をひいて2でわった数と等しくなります。ある数を求めなさい。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

てんびんの図左の皿に ?に12たして3でわる、右の皿に ?から8ひいて2でわる。つり合っているので等しい。?に12たして3でわる?から8ひいて2でわる=
てんびん:左と右がつり合う(等しい)ことを表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

ある数をxとする

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

数だけの問題なので、そろえる単位はないよ

✏ 答案に書く

  • 12を加えた数:x+12
  • 12を加えて3でわった数:(x+12)/3
  • 8をひいた数:x-8
  • 8をひいて2でわった数:(x-8)/2

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分式単位
12を加えた数x+12
12を加えて3でわった数(x+12)/3
8をひいた数x-8
8をひいて2でわった数(x-8)/2

(「4. つなぐ」で式を選んだあとに、残りの部品が出るよ)

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

やってみよう:式を選ぶ

12を加えて3でわった数が、8をひいて2でわった数と等しくなる。□に入る式を選ぼう。

(x+12)/3=□

□に入る式

✏ 答案に書く

12を加えて3でわった数と、8をひいて2でわった数は等しいと問題文が言っているので、

(x+12)/3=(x-8)/2

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン D 条件

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. (x+12)/3=(x-8)/2
  2. 2(x+12)=3(x-8)
  3. 2x+24=3x-24
  4. -x=-48
  5. x=48

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=48 を (x+12)/3=(x-8)/2 に代入すると、

左辺:(48+12)/3=20

右辺:(48-8)/2=20

左辺と右辺が等しいので、x=48 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 20 と右辺 20 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

ある数が48なら、48+12=60を3でわって20、48-8=40を2でわって20。どちらも20で等しく、問題と合う。

✏ 答案に書く

ある数は、48である。

答え 48

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おくある数をxとする。
  2. 表す12を加えた数:x+12
    12を加えて3でわった数:(x+12)/3
    8をひいた数:x-8
    8をひいて2でわった数:(x-8)/2
  3. つなぐ12を加えて3でわった数と、8をひいて2でわった数は等しいと問題文が言っているので、
    (x+12)/3=(x-8)/2
  4. 解く(x+12)/3=(x-8)/2
    2(x+12)=3(x-8)
    2x+24=3x-24
    -x=-48
    x=48
  5. 確かめるx=48 を代入すると、
    左辺:(48+12)/3=20
    右辺:(48-8)/2=20
    左辺と右辺が等しいので、x=48 は方程式の解である。
  6. 解けたある数は、48である。
    答え 48

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、(x+12)/3 と (x-8)/2 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

12をたして3でわった数と、8をひいて2でわった数が同じになると書いてあるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

移項・計算のまちがいつまずきやすい段階:「解く」

Aさんはこう書きました:2x+12=3x-8 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?両辺に6をかけて分母をはらうとき、分子全体ではなくxだけにかけてしまう。

どう確かめる?解くとx=20。xに20を入れると、(20+12)/3 は32/3 で、(20-8)/2=6 と等しくならない。分子をかっこでまとめ、2(x+12)=3(x-8) とする。

気づくコツ:移項すると符号が変わるよ。1行ずつ、左と右に同じことをしているか確かめよう。

かっこ忘れつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:x+12/3=x-8/2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?かっこを付けずに書き、12だけ、8だけをわってしまう。

どう確かめる?xに48を入れて問題の順に計算すると、(48+12)÷3=20。48+12÷3=52とは違うので、x+12 をかっこでまとめてからわる。

気づくコツ:「全体を○倍」「全体から○」は、全体をかっこでくくってから計算しよう。

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つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)

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  1. 前に学ぶ単元正負の数、文字の式 準備中
  2. いまの単元1次方程式(中1)
  3. 次に学ぶ単元連立方程式 準備中

関連する単元

分野のつながりは ③方程式 のページで見られるよ。