数・整数の文章題 006
連続する5つの奇数の和が125です。このうち、まん中の奇数を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
まん中の奇数をxとする
ほかの置き方
- いちばん小さい奇数をxとする(残りはx+2、x+4、x+6、x+8)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
数だけの問題なので、そろえる単位はないよ
✏ 答案に書く
- 1番目の奇数:x-4
- 2番目の奇数:x-2
- まん中の奇数:x
- 4番目の奇数:x+2
- 5番目の奇数:x+4
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 1番目の奇数 | x-4 | |||
| 2番目の奇数 | x-2 | |||
| まん中の奇数 | x | |||
| 4番目の奇数 | x+2 | |||
| 5番目の奇数 | x+4 |
- 奇数は2ずつ増える
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
まん中の奇数を x として、連続する5つの奇数の和が125になる。□に入る式を選ぼう。
□=125
- ヒント1/3:連続する奇数は、いくつずつ大きくなるかな?
- ヒント2/3:まん中の奇数 x の1つ後の奇数は x+2 と表せる。1つ前、2つ前、2つ後の奇数も自分で表して、5つの和を作ろう。
✏ 答案に書く
連続する5つの奇数をたした合計が、問題文の125と同じなので、
(x-4)+(x-2)+x+(x+2)+(x+4)=125
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- (x-4)+(x-2)+x+(x+2)+(x+4)=125
- 5x=125
- x=25
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=25 を (x-4)+(x-2)+x+(x+2)+(x+4)=125 に代入すると、
左辺:(25-4)+(25-2)+25+(25+2)+(25+4)=125
右辺:125
左辺と右辺が等しいので、x=25 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 125 と右辺 125 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
まん中の奇数が25なら、5つの数は21、23、25、27、29で、どれも奇数で2ずつ続いている。21+23+25+27+29=125で、問題と合う。
✏ 答案に書く
まん中の奇数は、25である。
答え 25(5つの奇数は21、23、25、27、29)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おくまん中の奇数をxとする。
- 表す1番目の奇数:x-4
2番目の奇数:x-2
まん中の奇数:x
4番目の奇数:x+2
5番目の奇数:x+4 - つなぐ連続する5つの奇数をたした合計が、問題文の125と同じなので、
(x-4)+(x-2)+x+(x+2)+(x+4)=125 - 解く(x-4)+(x-2)+x+(x+2)+(x+4)=125
5x=125
x=25 - 確かめるx=25 を代入すると、
左辺:(25-4)+(25-2)+25+(25+2)+(25+4)=125
右辺:125
左辺と右辺が等しいので、x=25 は方程式の解である。 - 解けたまん中の奇数は、25である。
答え 25(5つの奇数は21、23、25、27、29)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、(x-4)+(x-2)+x+(x+2)+(x+4) と 125 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
続いている5つの奇数をぜんぶたすと125になると書いてあるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
連続する数のずらし方つまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:(x-2)+(x-1)+x+(x+1)+(x+2)=125 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?連続する整数と同じように、1ずつずらして表してしまう。
どう確かめる?xに25を入れると、5つの数は23、24、25、26、27で、24と26は偶数になる。奇数は2ずつ増えるので、x-4、x-2、x、x+2、x+4 とずらす。
気づくコツ:連続する整数は1ずつ、連続する奇数・偶数は2ずつ大きくなるよ。3つ書き出して確かめよう。
x が何か分からなくなるつまずきやすい段階:「おく」
Aさんはこう書きました:x+(x+2)+(x+4)+(x+6)+(x+8)=125 から x=21、答え:21 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?いちばん小さい奇数を x とおいたのに、出てきた x をそのまま答えにしてしまう。
どう確かめる?答案の1行目を読み返す。x は「いちばん小さい奇数」とおいたので、まん中は x+4=25。21から29までの和が125になるかも確かめる。
気づくコツ:答案の1行目に「〜を x とする」と書こう。答えを出すとき、x が何だったかを読み返そう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- わからない数を□として式に書けるかな? xも□と同じだよ。
小4「□を使った式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:あめを□個持っていました。友だちから35個もらったので、90個になりました。□に当てはまる数を求めましょう。
答えを見る
55個
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)