数・整数の文章題 002

数・整数 002 ★☆☆

ある数から4をひいて2倍すると、もとの数より6大きくなります。ある数を求めなさい。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

てんびんの図左の皿に ?から4ひいて2倍、右の皿に ?より6大きい。つり合っているので等しい。?から4ひいて2倍?より6大きい=
てんびん:左と右がつり合う(等しい)ことを表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

ある数をxとする

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

数だけの問題なので、そろえる単位はないよ

✏ 答案に書く

  • 4をひいた数:x-4
  • 4をひいて2倍した数:2(x-4)
  • もとの数より6大きい数:x+6

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分式単位
4をひいた数x-4
4をひいて2倍した数x-42つ分2(x-4)
もとの数より6大きい数x+6

(「4. つなぐ」で式を選んだあとに、残りの部品が出るよ)

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

やってみよう:式を選ぶ

ある数から4をひいて2倍した数が、もとの数より6大きい数と同じになる。□に入る式を選ぼう。

□=x+6

□に入る式

✏ 答案に書く

4をひいて2倍した数と、もとの数に6を加えた数は同じだと問題文が言っているので、

2(x-4)=x+6

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン D 条件

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 2(x-4)=x+6
  2. 2x-8=x+6
  3. 2x-x=6+8
  4. x=14

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=14 を 2(x-4)=x+6 に代入すると、

左辺:2(14-4)=20

右辺:14+6=20

左辺と右辺が等しいので、x=14 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 20 と右辺 20 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

ある数が14なら、4をひいて10、それを2倍して20。もとの数14より6大きい数も20で、問題と合う。

✏ 答案に書く

ある数は、14である。

答え 14

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おくある数をxとする。
  2. 表す4をひいた数:x-4
    4をひいて2倍した数:2(x-4)
    もとの数より6大きい数:x+6
  3. つなぐ4をひいて2倍した数と、もとの数に6を加えた数は同じだと問題文が言っているので、
    2(x-4)=x+6
  4. 解く2(x-4)=x+6
    2x-8=x+6
    2x-x=6+8
    x=14
  5. 確かめるx=14 を代入すると、
    左辺:2(14-4)=20
    右辺:14+6=20
    左辺と右辺が等しいので、x=14 は方程式の解である。
  6. 解けたある数は、14である。
    答え 14

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、2(x-4) と x+6 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

4をひいて2倍した数が、もとの数に6をたした数と同じになると書いてあるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

かっこ忘れつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:2x-4=x+6 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?2倍するのが「4をひいた数」全体であることを見落とし、xだけに2をかけてしまう。

どう確かめる?xに10を入れると、10-4=6、2倍して12。2×10-4=16とは違うので、x-4 をかっこでまとめて2倍する。

気づくコツ:「全体を○倍」「全体から○」は、全体をかっこでくくってから計算しよう。

文字と数を並べてしまうつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:2(x-4)=6 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「もとの数より6大きい」の「もとの数」を式に入れ忘れてしまう。

どう確かめる?解くとx=7。xに7を入れると、2(7-4)=6 だが、もとの数7より6大きい数は13で合わない。右の式にもとの数xが入っているか見直す。

気づくコツ:x は数だよ。「x円より50円高い」は x+50。x に100を入れて意味を確かめよう。

↑ 問題と答えの欄にもどる

つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元正負の数、文字の式 準備中
  2. いまの単元1次方程式(中1)
  3. 次に学ぶ単元連立方程式 準備中

関連する単元

分野のつながりは ③方程式 のページで見られるよ。