図形の文章題 005
長さ70cmの針金を2本に切り、一方で正方形を、もう一方で正三角形を作ったら、2つの図形の1辺の長さが等しくなりました。1辺の長さを求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
正方形と正三角形の1辺の長さをxcmとする
ほかの置き方
- 正方形に使う針金の長さをxcmとする(1辺はx/4cm)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(cm)
✏ 答案に書く
- 正方形に使う針金:4x(cm)
- 正三角形に使う針金:3x(cm)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 正方形に使う針金 | xcm | 4辺 | 4x | cm |
| 正三角形に使う針金 | xcm | 3辺 | 3x | cm |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
正方形と正三角形に使った針金を合わせると、70cmになる。□に入る式を選ぼう。
4x+□=70
- ヒント1/3:正三角形には、辺が何本あるかな?
- ヒント2/3:正方形の針金 4x cm は、1辺 x cm が4本分。正三角形に使う針金は、1辺 x cm が何本分かな?
✏ 答案に書く
正方形と正三角形に使った針金を合わせると、もとの70cmと同じなので、
4x+3x=70
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 4x+3x=70
- 7x=70
- x=10
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=10 を 4x+3x=70 に代入すると、
左辺:4×10+3×10=70
右辺:70
左辺と右辺が等しいので、x=10 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 70 と右辺 70 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
1辺10cmなら、正方形に10×4=40cm、正三角形に10×3=30cm使う。合わせて40+30=70cmで、問題と合う。
✏ 答案に書く
正方形と正三角形の1辺の長さは、10cmである。
答え 10cm
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく正方形と正三角形の1辺の長さをxcmとする。
- 表す正方形に使う針金:4x(cm)
正三角形に使う針金:3x(cm) - つなぐ正方形と正三角形に使った針金を合わせると、もとの70cmと同じなので、
4x+3x=70 - 解く4x+3x=70
7x=70
x=10 - 確かめるx=10 を代入すると、
左辺:4×10+3×10=70
右辺:70
左辺と右辺が等しいので、x=10 は方程式の解である。 - 解けた正方形と正三角形の1辺の長さは、10cmである。
答え 10cm
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、4x+3x と 70 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
正方形の4辺と正三角形の3辺の長さをたすと、針金全部の70cmになるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x+x=70 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?図形の辺の数をかけるのを忘れ、1辺ずつしか数えない。
どう確かめる?xに35を入れると、正方形だけで35×4=140cmになり、針金の70cmをこえる。正方形は4辺、正三角形は3辺ある。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:4x+4x=70 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?正三角形の辺の数を、正方形と同じ4にしてしまう。
どう確かめる?xに8.75を入れると、正三角形の周は8.75×3=26.25cm。正方形の35cmと合わせて61.25cmで70cmにならない。正三角形は3辺。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 長方形の周・面積、三角形の面積、角の和など、公式を思い出せる?
小4「図形の公式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:底辺が12cm、高さが7cmの三角形の面積は何cm²ですか。
答えを見る
42cm²
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)