図形の文章題 007
内角(ないかく)の和が1980°になる多角形は何角形ですか。(n角形の内角の和は180°×(n-2)です)
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
求める多角形をx角形とする
ほかの置き方
- 対角線で分けた三角形の数をx個とする(多角形はx+2角形)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(°)
✏ 答案に書く
- 対角線で分けた三角形の数:x-2(個)
- x角形の内角の和:180(x-2)(°)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 対角線で分けた三角形の数 | x-2 | 個 | ||
| x角形の内角の和 | 180° | x-2個 | 180(x-2) | ° |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
x角形の内角の和が、1980°になる。□に入る式を選ぼう。
□=1980
- ヒント1/3:x角形を対角線で三角形に分けると、三角形はいくつできるかな?
- ヒント2/3:三角形は x-2 個できる。三角形1つの角の和は何度かな? それを使って、x角形の内角の和を表そう。
✏ 答案に書く
x角形の内角の和180(x-2)°が、1980°と同じなので、
180(x-2)=1980
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン E きまり
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 180(x-2)=1980
- 180x-360=1980
- 180x=2340
- x=13
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=13 を 180(x-2)=1980 に代入すると、
左辺:180(13-2)=1980
右辺:1980
左辺と右辺が等しいので、x=13 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 1980 と右辺 1980 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
十三角形なら、三角形は13-2=11個に分けられ、内角の和は180×11=1980°で、問題と合う。
✏ 答案に書く
求める多角形は、十三角形である。
答え 十三角形
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく求める多角形をx角形とする。
- 表す対角線で分けた三角形の数:x-2(個)
x角形の内角の和:180(x-2)(°) - つなぐx角形の内角の和180(x-2)°が、1980°と同じなので、
180(x-2)=1980 - 解く180(x-2)=1980
180x-360=1980
180x=2340
x=13 - 確かめるx=13 を代入すると、
左辺:180(13-2)=1980
右辺:1980
左辺と右辺が等しいので、x=13 は方程式の解である。 - 解けた求める多角形は、十三角形である。
答え 十三角形
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、180(x-2) と 1980 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
多角形の内角の和は、分けた三角形の数に180°をかけて求められ、それが1980°だから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:180x=1980 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?三角形の数を、頂点の数と同じx個と考えてしまう。
どう確かめる?xに11を入れると、十一角形の内角の和は180×(11-2)=1620°で1980°にならない。四角形を対角線で分けると三角形は4-2=2個なので、三角形の数はx-2個。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
x が何か分からなくなるつまずきやすい段階:「おく」
Aさんはこう書きました:x-2=11 から、答え 十一角形 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?x-2=11 まで解いたところで止め、11を答えにしてしまう。
どう確かめる?xに11を入れると、180×(11-2)=1620°で1980°にならない。x-2=11 なら、x=13 まで求める。
気づくコツ:答案の1行目に「〜を x とする」と書こう。答えを出すとき、x が何だったかを読み返そう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 長方形の周・面積、三角形の面積、角の和など、公式を思い出せる?
小4「図形の公式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:底辺が12cm、高さが7cmの三角形の面積は何cm²ですか。
答えを見る
42cm²
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)