単位変換の文章題 004
1個250gのりんごと1個120gのみかんを合わせて18個、300gのかごに入れて重さを量ったら3.24kgでした。りんごは何個ですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
りんごの個数をx個とする(みかんは18-x個)
ほかの置き方
- みかんの個数をx個とする(りんごは18-x個)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
✏ 答案に書く
単位をそろえる
- 1kg=1000gなので、3.24kgは 3.24×1000=3240g
✏ 答案に書く
- みかんの個数:18-x(個)
- りんごの重さ:250x(g)
- みかんの重さ:120(18-x)(g)
- かごの重さ:300(g)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| みかんの個数 | 18-x | 個 | ||
| りんごの重さ | 250g | x個 | 250x | g |
| みかんの重さ | 120g | 18-x個 | 120(18-x) | g |
| かごの重さ | 300 | g |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
りんごの個数を x個 とするよ。方程式を選ぼう。
- ヒント1/3:3.24kg は何gかな? 量った重さには、何が入っているかな?
- ヒント2/3:みかんは 18-x 個。みかん全部の重さを g で表してみよう。
✏ 答案に書く
りんごとみかんとかごの重さをgで合わせた量が、量った3.24kg(3240g)と同じなので、
250x+120(18-x)+300=3240
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 250x+120(18-x)+300=3240
- 250x+2160-120x+300=3240
- 130x+2460=3240
- 130x=780
- x=6
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=6 を 250x+120(18-x)+300=3240 に代入すると、
左辺:250×6+120(18-6)+300=3240
右辺:3240
左辺と右辺が等しいので、x=6 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 3240 と右辺 3240 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
りんごが6個なら、みかんは18-6=12個。りんご 250×6=1500g、みかん 120×12=1440g、かご300g で、合わせて3240g=3.24kg。個数の合計18個、重さ3.24kgのどちらも問題と合う。
✏ 答案に書く
りんごの個数は、6個である。
答え りんご6個(みかん12個)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おくりんごの個数をx個とする(みかんは18-x個)。
- 表す1kg=1000gなので、3.24kgは 3.24×1000=3240g
みかんの個数:18-x(個)
りんごの重さ:250x(g)
みかんの重さ:120(18-x)(g)
かごの重さ:300(g) - つなぐりんごとみかんとかごの重さをgで合わせた量が、量った3.24kg(3240g)と同じなので、
250x+120(18-x)+300=3240 - 解く250x+120(18-x)+300=3240
250x+2160-120x+300=3240
130x+2460=3240
130x=780
x=6 - 確かめるx=6 を代入すると、
左辺:250×6+120(18-6)+300=3240
右辺:3240
左辺と右辺が等しいので、x=6 は方程式の解である。 - 解けたりんごの個数は、6個である。
答え りんご6個(みかん12個)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、250x+120(18-x)+300 と 3240 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
りんごとみかんとかごの重さを全部たすと、はかりで量った3.24kg、gにすると3240gになるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:250x+120(18-x)+300=3.24 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?果物の重さはg、量った重さはkgなのに、単位をそろえずに式を立ててしまう。
どう確かめる?xに6を入れると、左は 1500+1440+300=3240 になり、右の3.24と合わない。gとkgがまざっていないか見直し、3.24kgを3240gにそろえる。
気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。
等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」
Aさんはこう書きました:250x+120(18-x)=3240 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?量った重さにかごの重さも入っていることを見落としてしまう。
どう確かめる?解くと x=1080/130=8.30… で、りんごの個数が整数にならない。量った重さにはかごの300gも入っているので、かごの重さもたす。
気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 1km=1000m、1kg=1000g、1L=1000mL、1時間=60分。覚えているかな?
小3「単位のしくみ(長さ・重さ・かさ・時間)」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1.5kgは何gですか。
答えを見る
1500g
- 1あたり×いくつ分=全体だって分かる? 代金・速さ・仕事の部品の作り方だよ。
小5「単位量あたりの大きさ」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1個95円のゼリーを8個買うと、代金は何円ですか。
答えを見る
760円
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)