単位変換の文章題 005
長方形の土地があり、横は縦より8m長く、周の長さは0.2kmです。この土地の横の長さは何mですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
土地の横の長さをxmとする(縦はx-8m)
ほかの置き方
- 土地の縦の長さをxmとする(横はx+8m)。この場合は、求めた縦に8をたして横を出す
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
✏ 答案に書く
単位をそろえる
- 1km=1000mなので、0.2km=200m
✏ 答案に書く
- 縦の長さ:x-8(m)
- 縦と横の和:(x-8)+x(m)
- 周の長さ:2{(x-8)+x}(m)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 縦の長さ | x-8 | m | ||
| 縦と横の和 | (x-8)+x | m | ||
| 周の長さ | 2{(x-8)+x} | m |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
土地の横の長さを x m とするよ。方程式を選ぼう。
- ヒント1/3:0.2km は何mかな? 縦は横とくらべてどうなっているかな?
- ヒント2/3:縦は x-8 m だね。長方形のまわりには、縦と横が何本ずつあるかな?
✏ 答案に書く
長方形の周の長さは(縦+横)×2で、それが200mと同じなので、
2{(x-8)+x}=200
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン E きまり
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 2{(x-8)+x}=200
- 2(2x-8)=200
- 4x-16=200
- 4x=216
- x=54
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=54 を 2{(x-8)+x}=200 に代入すると、
左辺:2{(54-8)+54}=200
右辺:200
左辺と右辺が等しいので、x=54 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 200 と右辺 200 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
横54mなら縦は54-8=46m。周の長さは 2×(46+54)=200m=0.2km で、横は縦より8m長く、問題と合う。
✏ 答案に書く
土地の横の長さは、54mである。
答え 54m(縦は46m)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく土地の横の長さをxmとする(縦はx-8m)。
- 表す1km=1000mなので、0.2km=200m
縦の長さ:x-8(m)
縦と横の和:(x-8)+x(m)
周の長さ:2{(x-8)+x}(m) - つなぐ長方形の周の長さは(縦+横)×2で、それが200mと同じなので、
2{(x-8)+x}=200 - 解く2{(x-8)+x}=200
2(2x-8)=200
4x-16=200
4x=216
x=54 - 確かめるx=54 を代入すると、
左辺:2{(54-8)+54}=200
右辺:200
左辺と右辺が等しいので、x=54 は方程式の解である。 - 解けた土地の横の長さは、54mである。
答え 54m(縦は46m)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、2{(x-8)+x} と 200 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
縦と横をたして2倍すると周の長さになり、それが0.2km=200mだから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
単位がそろっていないつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:2{(x-8)+x}=0.2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?kmとmをそろえずに式を立ててしまう。
どう確かめる?xに54を入れると左は200で、右の0.2と大きく違う。0.2kmを200mに直してから式を立てる。
気づくコツ:式を作る前に、km と m、時間と分、L と mL などを1つにそろえよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:(x-8)+x=200 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?周の長さでは縦と横が2回ずつ出てくることを忘れる。
どう確かめる?解くと x=104。xに104を入れると縦96m、横104mで、周の長さは 2×(96+104)=400m になる。縦と横を2回ずつ数える。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 1km=1000m、1kg=1000g、1L=1000mL、1時間=60分。覚えているかな?
小3「単位のしくみ(長さ・重さ・かさ・時間)」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1.5kgは何gですか。
答えを見る
1500g
- 長方形の周・面積、三角形の面積、角の和など、公式を思い出せる?
小4「図形の公式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:底辺が12cm、高さが7cmの三角形の面積は何cm²ですか。
答えを見る
42cm²
- 1あたり×いくつ分=全体だって分かる? 代金・速さ・仕事の部品の作り方だよ。
小5「単位量あたりの大きさ」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1個95円のゼリーを8個買うと、代金は何円ですか。
答えを見る
760円
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)