第6章 /全13章

足すのに、減る?

−1+(−1)=?

足すのに、減る?

−1+(−1) を歩く−1から、−1をたすのでマイナスのほうへ1進み、−2に着く。たしたのに小さくなる。−4−3−2−10123−1+(−1)−2
  1. まず、マイナスへ1。
  2. −1 をたす。たす数がマイナスだから、マイナスのほうへ1。
  3. −2 に着いた。たしたのに、小さくなった。

予想−1 をたすと、どちらへ動く?

−1+(−1)=−2

発見足すは、いつも大きくすることではない。

たす数を、1ずつ小さくしてみよう

3 に、たす数を 2, 1, 0, … と1ずつ小さくしていくと、答えはどうなる? 1行ずつ見て、次を予想しよう。

  1. 3+2=5
  2. 3+1=4
  3. 3+0=3
  4. 3+(−1)=2
  5. 3+(−2)=1

たす数が1小さくなると、答えも1小さくなる。たす数が0より小さくなれば、答えはもとの3より小さくなる。

「たすと大きくなる」は、たす数が0より大きいときだけのきまりだったんだね。

やってみよう

予想5+(−2) は?

予想−3+(−4) は?

どう考えた?

「たすと、いつも大きくなる」は正しい? 例を使って説明しよう。

説明の例を見る

正しくない。3+(−1)=2 のように、負の数をたすと、もとの数より小さくなる。たす数が0より大きいときだけ大きくなる。

数学ではどう考える?

正の数 a をたすと大きくなり、負の数をたすと小さくなる:a > 0 なら x + a > x、a < 0 なら x + a < x。

同じ符号の数の和:(−a)+(−b)=−(a+b)(a、b が正の数のとき、答えは負の数)。

負の数をふくんでも、たし算の順番は入れかえられる(交換法則):a+b=b+a。

この章で、できるようになったこと

  • 負の数をたすと小さくなるわけを説明できる
  • 同じ符号の数のたし算ができる

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