変化の割合 010
y は x の1次関数で、x の値が -6 から 2 まで増加すると、y の値は 3 増加します。また、x=8 のとき y=2 です。x=-8 のときの y の値を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。
x=8 から x=-8 へは、x がへる向きに進むね。x の増加量は負の数になるよ。
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:x が1増えるごとに、y はいつも同じだけ変わっているかな? 変わる量が一定(0 ではない同じ量)なら1次関数だよ。
- ヒント2/3:x=0 のときの y(はじめの量)が 0 でなければ、y=ax+b の b がある形だよ。
✏ 答案に書く
x と y は、問題文のとおりとする。
y は x の1次関数であるから、y=
解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
x の増加量は 2-(-6)=8、y の増加量は 3。変化の割合は 38 だから、a=3/8。y=
2=
4. 求める
おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。
✏ 答案に書く
2=
b=
5. 式にする
求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。
✏ 答案に書く
a=3/8、b=-1 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
x が 8 から -8 まで変わるとき、x の増加量は -8-8=-16。
y の増加量は 38×(-16)=
式に x=-8 を代入しても、同じになる。
y=
y=
7. 確かめる
はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
はじめの組、x=8、y=2 を y=
✏ 答案に書く
x=-8 のとき、y=-4 である。
答え y=-4
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくx と y は、問題文のとおりとする。
y は x の1次関数であるから、y=ax+ とおく(問題文)。b - 入れるx の増加量は 2-(-6)=8、y の増加量は 3。変化の割合は 38 だから、a=3/8。y=
38x+ に x=8、y=2 を代入すると、b
2=38×8+ b - 求める2=
3+ b
b=2- 3= -1 - 式にするa=3/8、b=-1 を y=
ax+ に戻すと、b
y=38x- 1 - 使うx が 8 から -8 まで変わるとき、x の増加量は -8-8=-16。
y の増加量は 38×(-16)=-6 だから、x=-8 のときの y は 2+(-6)= 。-4
式に x=-8 を代入しても、同じになる。
y=38x- に x=-8 を代入すると、1
y=38×(-8)- 1= -4 - 確かめるはじめの組、x=8、y=2 を y=
38x- に入れると、y=1 38×8- 。合っている。1= 2
x=-8 のとき、y=-4 である。
答え y=-4
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。1次関数では変化の割合がいつも同じなので、x がへる向きに動くときも、(y の増加量)=(変化の割合)×(x の増加量)が使える。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:x の増加量=8-(-8)=16 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?ひき算を「まえ-あと」の順でしてしまう。
どう確かめる?x は 8 から -8 にへっているので、x の増加量は「あと-まえ」で -8-
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:x の増加量=2-6=-4 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?(-6) のマイナスを読み落として、ひき算してしまう。
どう確かめる?x の増加量は 2-
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 負の数のひき算は、ひく数の符号を変えてたす。かけ算・わり算は符号を先に決める。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:-2-(-7) は?
答えを見る
5
- 分数のわり算は、わる数の逆数をかける。小数は分数になおすと計算しやすいことがある。
小6・中1「分数・小数の計算」を確かめる
ためしに1問:4÷(2/3) は?
答えを見る
4×3/2=6
- 移項して、x の項を左に、数の項を右に集めてから、x の係数でわる。
中1「1次方程式」を確かめる
ためしに1問:5=3+b を解くと?
答えを見る
b=2