変化の割合 009

変化の割合 009 ★★★

y は x の1次関数で、x の値が 2 から 5 まで増加するときの y の増加量は -9 です。また、x=5 のとき y=-7 です。この1次関数の式を求めなさい。

x² は x^2、分数は 12/x のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

x の増加量と y の増加量x が 2 から 5 まで 3 増えると、y は 9 へる。x=5 のとき y=-7。x25y-7+3-9

x の増加量と y の増加量がわかれば、変化の割合がわかるね。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

x と y は、問題文のとおりとする。

y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x の増加量は 5-2=3、y の増加量は -9。変化の割合は -93=-3 だから、a=-3。y=-3x+b に x=5、y=-7 を代入すると、

-7=(-3)×5+b

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

-7=-15+b

b=-7-(-15)=8

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-3、b=8 を y=ax+b に戻すと、

y=-3x+8

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

求める式は y=-3x+8。

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

はじめの組、x=5、y=-7 を y=-3x+8 に入れると、y=-3×5+8=-7。合っている。

解説:答えを問題の場面に戻すと

x=2 のとき y=-3×2+8=2、x=5 のとき y=-7 だから、y の増加量は -7-2=-9 で、問題と合う。

✏ 答案に書く

1次関数の式は y=-3x+8 である。

答え y=-3x+8

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくx と y は、問題文のとおりとする。
    y は x の1次関数であるから、y=ax+b とおく(問題文)。
  2. 入れるx の増加量は 5-2=3、y の増加量は -9。変化の割合は -93=-3 だから、a=-3。y=-3x+b に x=5、y=-7 を代入すると、
    -7=(-3)×5+b
  3. 求める-7=-15+b
    b=-7-(-15)=8
  4. 式にするa=-3、b=8 を y=ax+b に戻すと、
    y=-3x+8
  5. 使う求める式は y=-3x+8。
  6. 確かめるはじめの組、x=5、y=-7 を y=-3x+8 に入れると、y=-3×5+8=-7。合っている。
    1次関数の式は y=-3x+8 である。
    答え y=-3x+8

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

問題文に「y は x の1次関数」と書いてあるから。x の増加量と y の増加量から変化の割合がわかり、それが y=ax+b の a になる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:a=-9 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?y の増加量を、そのまま変化の割合にしてしまう。

どう確かめる?x は 2 から 5 まで 3 増えている。変化の割合は -93=-3。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:-7=-15+b から b=-22 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?数を右辺に移すとき、符号を変えるのを忘れてしまう。

どう確かめる?b=-7-(-15)=8。b=-22 だと、x=5 のとき y=-3×5-22=-37 で、-7 と合わない。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:a=3÷(-9)=-1/3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?わる順番を逆にしてしまう。

どう確かめる?(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)=-93=-3。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。