速さの文章題 002

速さ 002 ★☆☆

周囲2400mの池のまわりを、AとBが同じ地点から反対方向に同時に出発しました。Aは分速70m、Bは分速80mです。2人が初めて出会うのは何分後ですか。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

テープ図池1周(?分後に出会う):A 分速70m+B 分速80m。合計は 2400m池1周(?分後に出会う)合計 2400mA 分速70mB 分速80m
テープ図:量の合計や差を表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

AとBが出会うまでの時間を、x分後とする

ほかの置き方
  • Aが進んだ道のりをxmとする(Bは2400-xm)

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(m・分)

✏ 答案に書く

  • Aが進んだ道のり:70x(m)
  • Bが進んだ道のり:80x(m)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分式単位
Aが進んだ道のり分速70mx分70xm
Bが進んだ道のり分速80mx分80xm

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

やってみよう:式を選ぶ

AとBが反対方向に歩いて、初めて出会う。□に入る式を選ぼう。

□=2400

□に入る式

✏ 答案に書く

反対方向に進んで出会うまでにAとBが進んだ道のりを合わせると、池1周の2400mと同じなので、

70x+80x=2400

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン A 合計

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 70x+80x=2400
  2. 150x=2400
  3. x=16

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=16 を 70x+80x=2400 に代入すると、

左辺:70×16+80×16=2400

右辺:2400

左辺と右辺が等しいので、x=16 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 2400 と右辺 2400 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

16分後、Aは70×16=1120m、Bは80×16=1280m進む。合わせて2400mで池1周分になり、反対向きに進んだ2人が出会うので、問題と合う。

✏ 答案に書く

AとBが出会うのは、16分後である。

答え 16分後

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おくAとBが出会うまでの時間を、x分後とする。
  2. 表すAが進んだ道のり:70x(m)
    Bが進んだ道のり:80x(m)
  3. つなぐ反対方向に進んで出会うまでにAとBが進んだ道のりを合わせると、池1周の2400mと同じなので、
    70x+80x=2400
  4. 解く70x+80x=2400
    150x=2400
    x=16
  5. 確かめるx=16 を代入すると、
    左辺:70×16+80×16=2400
    右辺:2400
    左辺と右辺が等しいので、x=16 は方程式の解である。
  6. 解けたAとBが出会うのは、16分後である。
    答え 16分後

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、70x+80x と 2400 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

出会うまでにAとBが歩いた道のりを合わせると、ちょうど池1周の2400mになるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」

Aさんはこう書きました:80x-70x=2400 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?同じ方向に進む「追いつき」の場面と取り違え、道のりの差にしてしまう。

どう確かめる?この式を解くと x=240 で、240分も出会わないことになる。xに16を入れると、2人の道のりを合わせてちょうど2400mになる。反対方向に進むときは、道のりをたす。

気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。

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つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)

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  1. 前に学ぶ単元正負の数、文字の式 準備中
  2. いまの単元1次方程式(中1)
  3. 次に学ぶ単元連立方程式 準備中

関連する単元

分野のつながりは ③方程式 のページで見られるよ。