食塩水の文章題 007
6%の食塩水400gに、食塩と水を合わせて100g加えたら、10%の食塩水になりました。加えた食塩は何gですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
加えた食塩の重さをxgとする(加えた水は100-xg)
ほかの置き方
- 加えた水の重さをxgとする(加えた食塩は100-xg)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(g・%)
✏ 答案に書く
- はじめの食塩:400×0.06(g)
- 加えた後の食塩:400×0.06+x(g)
- 加えた後の食塩水:400+100(g)
- 10%のときの食塩:0.1×500(g)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| はじめの食塩 | 0.06(6%) | 400g | 400×0.06 | g |
| 加えた水 | 100-x | g | ||
| 加えた後の食塩 | 400×0.06+x | g | ||
| 加えた後の食塩水 | 400+100 | g | ||
| 10%のときの食塩 | 0.1(10%) | 500g | 0.1×500 | g |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
食塩と水を合わせて100g加えたら、10%の食塩水になった。□に入る式を選ぼう。
400×0.06+x=□
- ヒント1/3:食塩と水を合わせて100g加えると、食塩水は何gになるかな?
- ヒント2/3:右辺は、加えた後の食塩水にふくまれる食塩の量。加えたのは食塩 x g だけかな、食塩と水の両方かな? 加えた後の食塩水の重さを確かめて、その10%を表そう。
✏ 答案に書く
加えた後の食塩の量は、24+xとも、500gの10%とも表せて同じなので、
400×0.06+x=0.1×500
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン B 2通り
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 400×0.06+x=0.1×500
- 24+x=50
- x=50-24
- x=26
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=26 を 400×0.06+x=0.1×500 に代入すると、
左辺:400×0.06+26=50
右辺:0.1×500=50
左辺と右辺が等しいので、x=26 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 50 と右辺 50 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
食塩26gと水74gを加えると、食塩は24+26=50g、食塩水は400+100=500g。50÷500=0.1で10%になり、問題と合う。
✏ 答案に書く
加えた食塩の重さは、26gである。
答え 26g(水は74g)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく加えた食塩の重さをxgとする(加えた水は100-xg)。
- 表すはじめの食塩:400×0.06(g)
加えた後の食塩:400×0.06+x(g)
加えた後の食塩水:400+100(g)
10%のときの食塩:0.1×500(g) - つなぐ加えた後の食塩の量は、24+xとも、500gの10%とも表せて同じなので、
400×0.06+x=0.1×500 - 解く400×0.06+x=0.1×500
24+x=50
x=50-24
x=26 - 確かめるx=26 を代入すると、
左辺:400×0.06+26=50
右辺:0.1×500=50
左辺と右辺が等しいので、x=26 は方程式の解である。 - 解けた加えた食塩の重さは、26gである。
答え 26g(水は74g)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、400×0.06+x と 0.1×500 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
加えた後の食塩は、はじめの食塩にxをたしても、500gの10%としても求められるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」
Aさんはこう書きました:400×0.06+x=0.1(400+x) どこが違う?
なぜそう書きたくなる?加えた100gのうち、食塩のx gだけが食塩水にふえると考え、水の分を入れ忘れる。
どう確かめる?この式ではx=17.77…になる。xに17.77…を入れると、食塩はおよそ41.8g、食塩水は400+100=500gで、10%の50gにならない。加えたのは食塩と水を合わせて100gだと見直す。
気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。
等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」
Aさんはこう書きました:6+x=10 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?濃度(%)に食塩の重さをたしてしまう。
どう確かめる?xに4を入れると、食塩は24+4=28g、食塩水は500gで、28÷500=0.056は10%にならない。食塩の重さどうしで式を作ると見直す。
気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- もとの量×割合=くらべる量だって分かる? 2割引きは×0.8だよ。
小5「割合・百分率」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1500mLのジュースのうち、40%を飲みました。飲んだのは何mLですか。
答えを見る
600mL
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)