比・比例式の文章題 001
砂糖と小麦粉を2:5の割合で混ぜます。小麦粉を350g使うとき、砂糖は何g必要ですか。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
必要な砂糖の重さをxgとする
ほかの置き方
- 比の1つ分をxgとする(砂糖は2xg、小麦粉は5xg)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(g)
✏ 答案に書く
- 砂糖の重さ:x(g)
- 小麦粉の重さ:350(g)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 砂糖の重さ | x | g | ||
| 小麦粉の重さ | 350 | g | ||
| 外側の2つの積 | x×5 | |||
| 内側の2つの積 | 350×2 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
砂糖と小麦粉の重さの比が、決められた割合と同じになる。□に入る比を選ぼう。
x:350=□
- ヒント1/3:砂糖と小麦粉を2:5の割合で混ぜるとき、2 と 5 はそれぞれどちらの量にあたるかな?
- ヒント2/3:□の左の x:350 は「砂糖の重さ:小麦粉の重さ」の順に書いてあるね。右の比も、同じ順で並んでいるか確かめよう。
✏ 答案に書く
砂糖と小麦粉の重さの比 x:350 が、決められた割合の2:5と同じなので、
x:350=2:5
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン F 比
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- x:350=2:5
- x×5=350×2
- 5x=700
- x=140
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=140 を x:350=2:5 に代入すると、140:350=2:5
外側の積:140×5=700
内側の積:350×2=700
外側の積と内側の積が等しいので、x=140 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、外側の積 700 と内側の積 700 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
砂糖が140gなら、砂糖と小麦粉は140:350。両方を70でわると2:5になり、決められた割合と合う。
✏ 答案に書く
必要な砂糖の重さは、140gである。
答え 140g
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく必要な砂糖の重さをxgとする。
- 表す砂糖の重さ:x(g)
小麦粉の重さ:350(g) - つなぐ砂糖と小麦粉の重さの比 x:350 が、決められた割合の2:5と同じなので、
x:350=2:5 - 解くx:350=2:5
x×5=350×2
5x=700
x=140 - 確かめるx=140 を代入すると、140:350=2:5
外側の積:140×5=700
内側の積:350×2=700
外側の積と内側の積が等しいので、x=140 は方程式の解である。 - 解けた必要な砂糖の重さは、140gである。
答え 140g
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、x:350 と 2:5 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
砂糖と小麦粉を2:5で混ぜるので、x:350 も2:5と同じ割合になるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
もとにする量の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x:350=5:2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?比の数を、書いてある順番を確かめずに逆に当てはめてしまう。
どう確かめる?解くとx=875。xに875を入れると砂糖が小麦粉より多くなるが、2:5では砂糖のほうが少ないはず。比の前と後ろが「砂糖:小麦粉」の順か確かめる。
気づくコツ:「○の△割」の○がもとにする量だよ。何の割合なのかを言葉で確かめよう。
もとにする量の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x:350=2:7 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?2+5=7を全体と考え、小麦粉の重さを全体の7と組にしてしまう。
どう確かめる?解くとx=100。xに100を入れると、100:350 は50でわって2:7で、2:5にならない。350gは小麦粉だけの重さなので、小麦粉の5と組にする。
気づくコツ:「○の△割」の○がもとにする量だよ。何の割合なのかを言葉で確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- a:b=c:d のとき、外側の積=内側の積になるって分かる?
小6「比」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:赤いビーズが12個、青いビーズが18個あります。赤と青の個数の比を、できるだけ小さい整数の比で表しましょう。また、その比の値を求めましょう。
答えを見る
2:3(比の値は2/3)
学習指導要領の項目:内容の取扱い ⑷(比例式)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)