代金の文章題 001
1本x円の鉛筆6本と、1冊150円のノート2冊を買ったら、代金は840円でした。鉛筆1本の値段を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
鉛筆1本の値段をx円とする
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(円)
✏ 答案に書く
- 鉛筆6本の代金:6x(円)
- ノート2冊の代金:150×2(円)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 鉛筆6本の代金 | x円 | 6本 | 6x | 円 |
| ノート2冊の代金 | 150円 | 2冊 | 150×2 | 円 |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
鉛筆とノートの代金の合計が840円になる。□に入る式を選ぼう。
□=840
- ヒント1/3:鉛筆6本の代金は、1本x円を使うとどう表せるかな?
- ヒント2/3:ノート2冊の代金は 150×2 円だね。これに鉛筆6本の代金をたそう。
✏ 答案に書く
買った物の代金の合計が、実際に払った840円と同じなので、
6x+150×2=840
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン A 合計
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 6x+150×2=840
- 6x+300=840
- 6x=840-300
- 6x=540
- x=90
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=90 を 6x+150×2=840 に代入すると、
左辺:6×90+150×2=840
右辺:840
左辺と右辺が等しいので、x=90 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 840 と右辺 840 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
鉛筆1本が90円なら、6本で540円。ノート2冊の300円と合わせて840円になり、問題の代金と合う。
✏ 答案に書く
鉛筆1本の値段は、90円である。
答え 90円
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく鉛筆1本の値段をx円とする。
- 表す鉛筆6本の代金:6x(円)
ノート2冊の代金:150×2(円) - つなぐ買った物の代金の合計が、実際に払った840円と同じなので、
6x+150×2=840 - 解く6x+150×2=840
6x+300=840
6x=840-300
6x=540
x=90 - 確かめるx=90 を代入すると、
左辺:6×90+150×2=840
右辺:840
左辺と右辺が等しいので、x=90 は方程式の解である。 - 解けた鉛筆1本の値段は、90円である。
答え 90円
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、6x+150×2 と 840 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
鉛筆のお金とノートのお金をたすと、払った840円になるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:6x+150=840 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?ノートが2冊あることを見落とし、1冊分の150円だけをたしてしまう。
どう確かめる?xに115を入れると、鉛筆6本で690円、ノート2冊で300円、合計990円。840円にならないので、ノートの冊数を見直す。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x+150×2=840 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?鉛筆の本数(6本)をかけるのを忘れてしまう。
どう確かめる?xに540を入れると、鉛筆6本で3240円になり、代金の840円より多い。1本の値段に本数をかけたか確かめる。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 1あたり×いくつ分=全体だって分かる? 代金・速さ・仕事の部品の作り方だよ。
小5「単位量あたりの大きさ」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:1個95円のゼリーを8個買うと、代金は何円ですか。
答えを見る
760円
- 「50円高い」はたし算、「50円安い」はひき算だって分かる? ふえる・へる・合わせる・ちがいの場面だよ。
小2「たし算・ひき算の場面」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:教室に児童が28人います。あとから6人入ってきました。教室の児童は全部で何人になりましたか。
答えを見る
34人
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)