図形の文章題 002

図形 002 ★☆☆

縦8cm、横xcmの長方形の面積は、1辺10cmの正方形の面積より4cm²小さいです。xを求めなさい。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?

テープ図1辺10cmの正方形:正方形の面積、縦8cm・横?cmの長方形:長方形の面積+4cm²1辺10cmの正方形正方形の面積縦8cm・横?cmの長方形長方形の面積4cm²
テープ図:量の合計や差を表す図

2. おく

求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!

✏ 答案に書く

長方形の横の長さをxcmとする

ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。

3. 表す

1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?

単位をそろえる

単位はそろっているよ(長さはcm、面積はcm²)

✏ 答案に書く

  • 長方形の面積:8x(cm²)
  • 正方形の面積:10×10(cm²)

解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)

部品1あたりいくつ分式単位
長方形の面積縦8cm横xcm8xcm²
正方形の面積縦10cm横10cm10×10cm²

4. つなぐ

何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。

やってみよう:式を選ぶ

長方形の面積が、正方形の面積より4cm²小さい。□に入る式を選ぼう。

8x=□

□に入る式

✏ 答案に書く

長方形の面積が、正方形の面積100cm²より4cm²小さい面積と同じなので、

8x=10×10-4

解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。

解説:=のパターン D 条件

5. 解く

てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。

✏ 答案に書く

  1. 8x=10×10-4
  2. 8x=100-4
  3. 8x=96
  4. x=12

6. 確かめる

求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?

✏ 答案に書く

x=12 を 8x=10×10-4 に代入すると、

左辺:8×12=96

右辺:10×10-4=96

左辺と右辺が等しいので、x=12 は方程式の解である。

解説:てんびんで見ると、左辺 96 と右辺 96 でつり合っているね。

7. 解けた

仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!

解説:答えを問題の場面に戻すと

横12cmなら長方形の面積は8×12=96cm²。正方形の面積は10×10=100cm²で、100-96=4cm²小さく、問題と合う。

✏ 答案に書く

長方形の横の長さは、12cmである。

答え 12cm

模範答案

答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。

  1. おく長方形の横の長さをxcmとする。
  2. 表す長方形の面積:8x(cm²)
    正方形の面積:10×10(cm²)
  3. つなぐ長方形の面積が、正方形の面積100cm²より4cm²小さい面積と同じなので、
    8x=10×10-4
  4. 解く8x=10×10-4
    8x=100-4
    8x=96
    x=12
  5. 確かめるx=12 を代入すると、
    左辺:8×12=96
    右辺:10×10-4=96
    左辺と右辺が等しいので、x=12 は方程式の解である。
  6. 解けた長方形の横の長さは、12cmである。
    答え 12cm

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「4. つなぐ」で、8x と 10×10-4 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。

模範を見る

長方形の面積は、正方形の面積から4cm²ひいた大きさになるから。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

ふえる・へるの取り違えつまずきやすい段階:「表す」

Aさんはこう書きました:8x=10×10+4 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?「4cm²小さい」の「小さい」を読み落とし、たしてしまう。

どう確かめる?xに13を入れると、長方形の面積は104cm²で、正方形の100cm²より大きくなる。「小さい」ならひく。

気づくコツ:「高い・後・増える」はたす、「安い・前・減る」はひく。場面の向きを確かめよう。

等しくないものを=でつなぐつまずきやすい段階:「つなぐ」

Aさんはこう書きました:8x=10×4-4 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?正方形の面積を、1辺×4(周の長さ)で求めてしまう。

どう確かめる?xに4.5を入れると、長方形の面積は36cm²。1辺10cmの正方形の面積は10×10=100cm²なので、面積は1辺×1辺で求める。

気づくコツ:=でつなぐ前に「何と何が同じか」を1文で言ってみよう。言えないうちは=にしないでおこう。

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つまずきやすいポイントをすべて見る

ここまで理解できている?(小学校の内容)

つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。

小学校の復習をすべて見る

学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元正負の数、文字の式 準備中
  2. いまの単元1次方程式(中1)
  3. 次に学ぶ単元連立方程式 準備中

関連する単元

分野のつながりは ③方程式 のページで見られるよ。