図形の文章題 001
周の長さが56cmの長方形で、縦は横より6cm短いです。横の長さを求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
まず図で場面をつかもう。分かっている数と、求める「?」はどれかな?
2. おく
求める数に、仮の名前 x をつけよう。何の x なのかが分かる1文で書くよ。答案の1行目だ!
✏ 答案に書く
長方形の横の長さをxcmとする(縦はx-6cm)
ほかの置き方
- 長方形の縦の長さをxcmとする(横はx+6cm)
ほかの置き方でも正解だよ。x は「仮にこう決めた数」なんだ。
3. 表す
1あたり × いくつ分 で、部品を作ろう。km と m、分と時間……単位はそろっているかな?
単位をそろえる
単位はそろっているよ(cm)
✏ 答案に書く
- 横:x(cm)
- 縦:x-6(cm)
- 周の長さ:2{x+(x-6)}(cm)
解説:部品の3つ組表(1あたり × いくつ分)
| 部品 | 1あたり | いくつ分 | 式 | 単位 |
|---|---|---|---|---|
| 横 | x | cm | ||
| 縦 | x-6 | cm | ||
| 周の長さ | 縦+横 | 2つ分 | 2{x+(x-6)} | cm |
4. つなぐ
何と何が同じかな? 理由が言えたら、=でつなげるよ。
やってみよう:式を選ぶ
長方形のまわりの長さが、56cmになる。□に入る式を選ぼう。
□=56
- ヒント1/3:長方形のまわりの長さは、どの辺の長さを合わせたものかな? 辺は全部で何本あるかな?
- ヒント2/3:縦1本と横1本の長さの和は x+(x-6) cm。まわりの長さは、この和の何倍かな? かける数がどこまでかかるかも考えて表そう。
✏ 答案に書く
縦と横を2本ずつ合わせた周の長さが、56cmと同じなので、
2{x+(x-6)}=56
解説:「〜ので、」の部分が =にした理由。何と何が同じかを、場面の言葉で書こう。
解説:=のパターン E きまり
5. 解く
てんびんの左右に同じことをしても、つり合ったままだよ。
✏ 答案に書く
- 2{x+(x-6)}=56
- x+(x-6)=28
- 2x-6=28
- 2x=34
- x=17
6. 確かめる
求めた x の値を、作った方程式に代入しよう。左辺と右辺は等しくなるかな?
✏ 答案に書く
x=17 を 2{x+(x-6)}=56 に代入すると、
左辺:2{17+(17-6)}=56
右辺:56
左辺と右辺が等しいので、x=17 は方程式の解である。
解説:てんびんで見ると、左辺 56 と右辺 56 でつり合っているね。
7. 解けた
仮の数だった x の値が分かって、問題が解けたね!
解説:答えを問題の場面に戻すと
横17cmなら縦は17-6=11cm。周の長さは17+11+17+11=56cmで、縦は横より6cm短く、問題と合う。
✏ 答案に書く
長方形の横の長さは、17cmである。
答え 横17cm(縦11cm)
模範答案
答案(ノート)には、右側の文を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。図や解説も書かなくて大丈夫。
- おく長方形の横の長さをxcmとする(縦はx-6cm)。
- 表す横:x(cm)
縦:x-6(cm)
周の長さ:2{x+(x-6)}(cm) - つなぐ縦と横を2本ずつ合わせた周の長さが、56cmと同じなので、
2{x+(x-6)}=56 - 解く2{x+(x-6)}=56
x+(x-6)=28
2x-6=28
2x=34
x=17 - 確かめるx=17 を代入すると、
左辺:2{17+(17-6)}=56
右辺:56
左辺と右辺が等しいので、x=17 は方程式の解である。 - 解けた長方形の横の長さは、17cmである。
答え 横17cm(縦11cm)
解けたね! =にした理由を、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
つなぐ理由を自分の言葉で書く(「4. つなぐ」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「4. つなぐ」で、2{x+(x-6)} と 56 を=でつないだね。
この2つが等しいと言えるのはなぜ? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:「何」と「何」が同じなのかを、問題の場面の言葉で書こう(x や式ではなく、「○年後の父の年齢」のように)。
模範を見る
縦と横を2本ずつたすと、周の長さの56cmになるから。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
1あたりといくつ分の取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:x+(x-6)=56 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?周の長さなのに、縦と横を1回ずつしか数えない。
どう確かめる?xに31を入れると、横31cm、縦25cmで、周は31+25+31+25=112cm。56cmの2倍になるので、縦と横が2本ずつあることを見直す。
気づくコツ:全体 = 1あたり × いくつ分。かけるのか、わるのかを3つ組で確かめよう。
ふえる・へるの取り違えつまずきやすい段階:「表す」
Aさんはこう書きました:2{x+(x+6)}=56 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?「6cm短い」を+6にしてしまう。
どう確かめる?xに11を入れると、縦は11+6=17cmで横より長くなる。「短い」ならひくので、縦は x-6 にする。
気づくコツ:「高い・後・増える」はたす、「安い・前・減る」はひく。場面の向きを確かめよう。
ここまで理解できている?(小学校の内容)
つまずいたら、小学校の内容に戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。自信がないものは、リンク先で復習できるよ。
- 長方形の周・面積、三角形の面積、角の和など、公式を思い出せる?
小4「図形の公式」を復習する(ポイント・例題・確認問題)
ためしに1問:底辺が12cm、高さが7cmの三角形の面積は何cm²ですか。
答えを見る
42cm²
学習指導要領の項目:⑵ 文字を用いた式 ア(エ)/⑶ 一元一次方程式 イ(イ)