変化の割合 006
y は x の2乗に比例し、x=6 のとき y=27 です。x の値が -4 から 2 まで増えるときの変化の割合を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。x が2倍・3倍になると、y はどうなるかな?
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。2乗に比例するなら y=ax² とおくよ。a は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:x が2倍になると、y は何倍になっているかな? 4倍なら「2乗に比例」だよ。
- ヒント2/3:y÷x² がいつも同じ数になっていれば、y=ax² とおけるよ。
✏ 答案に書く
x と y は、問題文のとおりとする。
y は x の2乗に比例するから、y=
解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。x² を先に計算するよ。
✏ 答案に書く
x=6 のとき y=27 だから、y=
27=
4. 求める
おいた式の、まだわからない数(a など)についての方程式になったね。y=ax² なら、両辺を x² の値でわろう。関数が2つあるときは、2つ目の式の数(b や、直線の m・n、k など)も、それぞれ求めるよ。
✏ 答案に書く
36a=
a=
5. 式にする
求めた数(a など)を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。
✏ 答案に書く
a=3/4 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。y から x を求めるときは、x が2つある場合に気をつけよう。
✏ 答案に書く
x=-4 と x=2 のときの y を求めて、変化の割合を計算する。
x=-4 のとき y=12、x=2 のとき y=3。
(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)だから、
3-
7. 確かめる
はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
はじめの組、x=6、y=27 を y=
✏ 答案に書く
x の値が -4 から 2 まで増えるときの変化の割合は -32 である。
答え -32
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくx と y は、問題文のとおりとする。
y は x の2乗に比例するから、y=ax2 とおく(問題文)。 - 入れるx=6 のとき y=27 だから、y=
ax2 に代入すると、
27=a×62 - 求める36a=
27
a=27÷36= 34 - 式にするa=3/4 を y=
ax2 に戻すと、
y=34x2 - 使うx=-4 と x=2 のときの y を求めて、変化の割合を計算する。
x=-4 のとき y=12、x=2 のとき y=3。
(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)だから、
3-12 2-(-4) =-96= -32 - 確かめるはじめの組、x=6、y=27 を y=
34x2 に入れると、y=34×62= 。合っている。27
x の値が -4 から 2 まで増えるときの変化の割合は -32 である。
答え -32
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
問題文に「y は x の2乗に比例し」と書いてあるから。2乗に比例するなら、y÷x² がいつも同じ数(比例定数 a)になり、y=ax² とおける。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」
Aさんはこう書きました:12-3=9 で、9÷6=3/2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?大きい数から小さい数をひきたくなって、ひく順番を逆にしてしまう。
どう確かめる?y は 12 から 3 へへっているので、増加量は 3-12=-9。変化の割合は負の数になる。
気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。
増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」
Aさんはこう書きました:変化の割合は a と同じ 3/4 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?1次関数の「変化の割合=a」と取りちがえる。
どう確かめる?x=-4 のとき y=12、x=2 のとき y=3。(3-12)÷6=-3/2 で、a の 3/4 にはならない。
気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:x の増加量を 2-4=-2 とする どこが違う?
なぜそう書きたくなる?-4 の符号を落として計算してしまう。
どう確かめる?x の増加量は 2-(-4)=6。x は増えているので、増加量は正の数。
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- (-3)² は (-3)×(-3)=9。-3² は -(3×3)=-9。かっこの有無で答えが変わる。
中1「正負の数と累乗」を確かめる
ためしに1問:(-4)² は?
答えを見る
16
- 1次関数 y=ax+b の変化の割合はいつも a で一定。グラフは直線。
中2「1次関数」を確かめる
ためしに1問:2点 (1, 2)、(3, 10) を通る直線の式は?
答えを見る
a=(10-2)÷(3-1)=4、b=2-4=-2 で、y=4x-2