グラフから式へ 011

グラフから式へ 011 ★★★

下の図の直線の式を、直線が通る2つの点の座標を読みとって求めなさい。

直線のグラフ右下がりの直線。y 軸とは目もりの交わる点では交わらない。点 (-1, 2)、(1, -1)、(3, -4) を通る。xy-4-3-2-11234-5-4-3-2-11234O

x² は x^2、分数は 12/x のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、わかっている数(組・点・式)と、求める「?」を見つけよう。

グラフから読む点直線は、目もりの交わる点 (-1, 2) と (3, -4) を通る。xy-4-3-2-11234-5-4-3-2-11234O(-1, 2)(3, -4)

y 軸と交わる点は、目もりの交わる点ではないね。直線が通る格子点を2つ読もう。はなれた2点を選ぶと、読みまちがいが少ないよ。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。1次関数なら y=ax+b とおくよ。おいた式の文字は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

グラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。

グラフが y 軸と交わる直線だから、y=ax+b とおく。

解説:a・b は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組(や、傾き・切片)を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x が -1 から 3 まで 4 増えると、y は 2 から -4 まで 6 へる。

1次関数では、変化の割合が a になる。(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)に入れると、

4. 求める

おいた式のわからない数(a と b など)を求めよう。2組わかっているときは、変化の割合か連立方程式で求めるよ。

✏ 答案に書く

a=-64=-32

y=-32x+b に x=-1、y=2 を代入すると、2=(-32)×(-1)+b

b=2-32=12

5. 式にする

求めた数を、おいた式に戻すと、x と y の関係が1つの式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-3/2、b=1/2 を y=ax+b に戻すと、

y=-32x+12

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

求める式は y=-32x+12。

7. 確かめる

はじめの組や、ほかの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

グラフが通る点 (-1, 2) の組、x=-1、y=2 を y=-32x+12 に入れると、y=-32×(-1)+12=2。合っている。

グラフが通る点 (3, -4) の組、x=3、y=-4 を y=-32x+12 に入れると、y=-32×3+12=-4。合っている。

グラフが通る点 (1, -1) の組、x=1、y=-1 を y=-32x+12 に入れると、y=-32×1+12=-1。合っている。

✏ 答案に書く

直線の式は y=-32x+12 である。

答え y=-32x+12

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくグラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。
    グラフが y 軸と交わる直線だから、y=ax+b とおく。
  2. 入れるx が -1 から 3 まで 4 増えると、y は 2 から -4 まで 6 へる。
    1次関数では、変化の割合が a になる。(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)に入れると、
  3. 求めるa=-64=-32
    y=-32x+b に x=-1、y=2 を代入すると、2=(-32)×(-1)+b
    b=2-32=12
  4. 式にするa=-3/2、b=1/2 を y=ax+b に戻すと、
    y=-32x+12
  5. 使う求める式は y=-32x+12。
  6. 確かめるグラフが通る点 (-1, 2) の組、x=-1、y=2 を y=-32x+12 に入れると、y=-32×(-1)+12=2。合っている。
    グラフが通る点 (3, -4) の組、x=3、y=-4 を y=-32x+12 に入れると、y=-32×3+12=-4。合っている。
    グラフが通る点 (1, -1) の組、x=1、y=-1 を y=-32x+12 に入れると、y=-32×1+12=-1。合っている。
    直線の式は y=-32x+12 である。
    答え y=-32x+12

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax+b とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

グラフが y 軸と交わる直線だから。y 軸に平行でない直線は、y=ax+b の形の式で表せる。切片が読みとれなくても、通る2点がわかれば a と b が決まる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

増加量・変化の割合のまちがいつまずきやすい段階:「求める」

Aさんはこう書きました:a=4÷(-6)=-2/3 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?わる順番を逆にしてしまう。

どう確かめる?(変化の割合)=(y の増加量)÷(x の増加量)=-64=-32。グラフでも、右へ 2 進むと下へ 3 進んでいる。

気づくコツ:(y の増加量)÷(x の増加量)。どちらも「あと-まえ」の順でひき算しよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:2=3/2+b から b=7/2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?数を右辺に移すとき、符号を変えるのを忘れてしまう。

どう確かめる?b=2-3/2=1/2。b=7/2 だと、x=-1 のとき y=-32×(-1)+72=5 で、2 と合わない。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

学習指導要領の項目:C(1) ア(ア)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元比例と反比例、1次方程式
  2. いまの単元1次関数(中2)
  3. 次に学ぶ単元関数 y=ax²

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。