グラフから式へ 008

グラフから式へ 008 ★★☆

下のグラフは、原点を通る直線です。この直線で、x=10 のときの y の値を求めなさい。

原点と点 (-4, 2) を通る直線原点を通り、ゆるやかな右下がりの直線。印の点は x 座標が -4、y 座標が 2。xy-5-4-3-212345-5-4-3-2-112345O

分数は 3/4、負の数は -2 のように書いてね。

わからなくても大丈夫! 下の「ヒントをひとつずつ見る」を押すと、「1. 図」から順に考えられるよ。

どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。

✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。

1. 図

表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?

グラフが通る点を読む直線は、目もりの交わる点 (-4, 2) を通っている。x=10 は図の外にある。xy-5-4-3-212345-5-4-3-2-112345O(-4, 2)

x=10 は、図の外にあるね。図の中で目もりの交わる点を読んで、式を求めよう。

2. おく

x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。

やってみよう:形をえらぶ

x と y の関係は、どの形でおける?

おく式の形

✏ 答案に書く

グラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。

グラフが原点を通る直線だから、y=ax とおく。

解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。

3. 入れる

わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。

✏ 答案に書く

x=-4 のとき y=2 だから、y=ax に代入すると、

2=a×(-4)

4. 求める

比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。

✏ 答案に書く

-4a=2

a=2÷(-4)=-12

5. 式にする

求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。

✏ 答案に書く

a=-1/2 を y=ax に戻すと、

y=-12x

6. 使う

式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。

✏ 答案に書く

x=10 は図の外にあるので、式に x=10 を代入する。

y=-12x に x=10 を代入すると、

y=-12×10=-5

7. 確かめる

ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。

✏ 答案に書く

読んだ点の組、x=-4、y=2 を y=-12x に入れると、y=-12×(-4)=2。合っている。

グラフが通るほかの点の組、x=2、y=-1 を y=-12x に入れると、y=-12×2=-1。合っている。

✏ 答案に書く

x=10 のとき、y=-5 である。

答え y=-5

模範答案

答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。

  1. おくグラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。
    グラフが原点を通る直線だから、y=ax とおく。
  2. 入れるx=-4 のとき y=2 だから、y=ax に代入すると、
    2=a×(-4)
  3. 求める-4a=2
    a=2÷(-4)=-12
  4. 式にするa=-1/2 を y=ax に戻すと、
    y=-12x
  5. 使うx=10 は図の外にあるので、式に x=10 を代入する。
    y=-12x に x=10 を代入すると、
    y=-12×10=-5
  6. 確かめる読んだ点の組、x=-4、y=2 を y=-12x に入れると、y=-12×(-4)=2。合っている。
    グラフが通るほかの点の組、x=2、y=-1 を y=-12x に入れると、y=-12×2=-1。合っている。
    x=10 のとき、y=-5 である。
    答え y=-5

もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)

その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)

自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。

「2. おく」で、y=ax とおいたね。
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。

ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。

模範を見る

グラフが原点を通る直線だから、y=ax とおける。式にすれば、図の外の x=10 でも y が求められる。

間違い探し

まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。

この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。

符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:a=2÷(-4)=1/2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?負の数のわり算で、符号を落としてしまう。

どう確かめる?正の数÷負の数は負の数だから a=-1/2。右下がりの直線だから、a は負の数になるはず。

気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。

x と y の取りちがえつまずきやすい段階:「入れる」

Aさんはこう書きました:a=(-4)÷2=-2 どこが違う?

なぜそう書きたくなる?x と y の役わりを逆にしてしまう。

どう確かめる?a=y÷x=2÷(-4)。y=-2x に x=-4 を入れると 8 になり、点 (-4, 2) と合わない。

気づくコツ:代入する前に「x は何の量、y は何の量」と言ってみよう。おく の1文にもどると迷わないよ。

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よくある間違いをすべて見る

ここまで理解できている?(前の学習)

つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!

この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。

  • 負の数のかけ算・わり算は、符号を先に決める(負の数が奇数個なら -、偶数個なら +)。

    ためしに1問:(-2)×(-6) は?

    答えを見る

    12

    中1「正負の数」を確かめる
  • 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。

    ためしに1問:5a=-20 を解くと?

    答えを見る

    a=-4

    中1「1次方程式」を確かめる

学習指導要領の項目:C(1) ア(ウ)/C(1) ア(エ)/C(1) イ(ア)

前の単元・次の単元

  1. 前に学ぶ単元文字の式 準備中
  2. いまの単元比例と反比例(中1)
  3. 次に学ぶ単元1次関数

関連する単元

分野のつながりは ④関数 のページで見られるよ。