グラフから式へ 008
下のグラフは、原点を通る直線です。この直線で、x=10 のときの y の値を求めなさい。
どの形式で解くか、上のボタンでえらべるよ。
✏ 答案に書く の枠が、答案(ノート)に書くこと。そのほかは解説だよ。最後に「模範答案」があるよ。
1. 図
表や図で、ともなって変わる2つの量を見つけよう。わかっている数と、求める「?」はどれかな?
x=10 は、図の外にあるね。図の中で目もりの交わる点を読んで、式を求めよう。
2. おく
x と y が何の量かを1文で書いて、関係の形を決めよう。比例なら y=ax、反比例なら y=a/x とおくよ。a は、まだわからない数だね。
やってみよう:形をえらぶ
x と y の関係は、どの形でおける?
- ヒント1/3:問題文に「比例」「反比例」の言葉はあるかな? 表があれば、x が2倍になると y はどうなるかを見よう。
- ヒント2/3:x×y が一定なら反比例、y÷x が一定なら比例だよ。
✏ 答案に書く
グラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。
グラフが原点を通る直線だから、y=
解説:a は、まだわからない数。次の「3. 入れる」で、わかっていることを使って決めるよ。
3. 入れる
わかっている x と y の組を、おいた式に入れよう。
✏ 答案に書く
x=-4 のとき y=2 だから、y=
2=
4. 求める
比例定数(a など)についての方程式になったね。1次方程式と同じように解こう。
✏ 答案に書く
-4a=
a=
5. 式にする
求めた比例定数を戻すと、x と y の関係が式になるよ。
✏ 答案に書く
a=-1/2 を y=
y=
6. 使う
式ができれば、どんな x でも y がわかる。聞かれている数を求めよう。
✏ 答案に書く
x=10 は図の外にあるので、式に x=10 を代入する。
y=
y=
7. 確かめる
ほかの組や、はじめの組に戻して、式が合っているか確かめよう。
✏ 答案に書く
読んだ点の組、x=-4、y=2 を y=
グラフが通るほかの点の組、x=2、y=-1 を y=
✏ 答案に書く
x=10 のとき、y=-5 である。
答え y=-5
模範答案
答案(ノート)には、右側の文と式を上から順に書こう。色の枠 は段階の名前だから、答案には書かないよ。
- おくグラフの横の軸を x 軸、たての軸を y 軸とする。
グラフが原点を通る直線だから、y=ax とおく。 - 入れるx=-4 のとき y=2 だから、y=
ax に代入すると、
2=a×(-4) - 求める-4a=
2
a=2÷(-4)= -12 - 式にするa=-1/2 を y=
ax に戻すと、
y=-12x - 使うx=10 は図の外にあるので、式に x=10 を代入する。
y=-12x に x=10 を代入すると、
y=-12×10= -5 - 確かめる読んだ点の組、x=-4、y=2 を y=
-12x に入れると、y=-12×(-4)= 。合っている。2
グラフが通るほかの点の組、x=2、y=-1 を y=-12x に入れると、y=-12×2= 。合っている。-1
x=10 のとき、y=-5 である。
答え y=-5
解けたね! どうしてその形でおけたのか、自分の言葉で言えたかな? 次は、ちがう分野の問題にも挑戦してみよう。
もっと見たい人へ(開くと表示されるよ)
その形でおける理由を自分の言葉で書く(「2. おく」のふり返り)
自分の言葉で書くと、ぐっとわかるようになるよ。
「2. おく」で、y=
なぜ、その形でおけると言えるのかな? 自分の言葉で書いてみよう。
ヒント:問題文の言葉や、表で x が2倍・3倍になったときの y の変わり方を使って書こう。
模範を見る
グラフが原点を通る直線だから、y=ax とおける。式にすれば、図の外の x=10 でも y が求められる。
間違い探し
まちがいは、伸びる材料だよ。どこが違うか探してみよう。
この問題で起きやすいまちがいを、つまずきやすいポイントごとに並べたよ。どこが違うか考えてから開いてみよう。
符号のまちがいつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:a=2÷(-4)=1/2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?負の数のわり算で、符号を落としてしまう。
どう確かめる?正の数÷負の数は負の数だから a=-1/2。右下がりの直線だから、a は負の数になるはず。
気づくコツ:負の数を代入するときは、かっこをつけて (-3) のように書こう。
x と y の取りちがえつまずきやすい段階:「入れる」
Aさんはこう書きました:a=(-4)÷2=-2 どこが違う?
なぜそう書きたくなる?x と y の役わりを逆にしてしまう。
どう確かめる?a=y÷x=2÷(-4)。y=-2x に x=-4 を入れると 8 になり、点 (-4, 2) と合わない。
気づくコツ:代入する前に「x は何の量、y は何の量」と言ってみよう。おく の1文にもどると迷わないよ。
ここまで理解できている?(前の学習)
つまずいたら、前に学んだところに戻っても大丈夫!
この問題は、次のことが分かっていれば解けるよ。1つずつ確かめよう。
- 負の数のかけ算・わり算は、符号を先に決める(負の数が奇数個なら -、偶数個なら +)。
中1「正負の数」を確かめる
ためしに1問:(-2)×(-6) は?
答えを見る
12
- 等式の両辺を同じ数でわったり、同じ数をかけたりしても、等式は成り立つ。
中1「1次方程式」を確かめる
ためしに1問:5a=-20 を解くと?
答えを見る
a=-4